以前に、スキャン代行業者に依頼をしたことがあると書きましたが、スキャンブースを利用したこともあります。
裁断機とスキャナとパソコンが設置されていて、自分で裁断およびスキャンができるようになっている場所です。
これがなかなか大変です。
まず重量のある紙書籍や紙コミックを、店舗まで運んでいく必要があります。
大きな紙袋に入れていくにしろ、旅行用のキャリーバックを使うにしろ、思いです。
幸い、乗り換えがなく電車一本でいける場所にスキャンブースがあったので良いですが、遠方にある人はかなりの重労働になるでしょう。そもそもスキャンブースそのものがないという所のほうが多いと思います。
やっと店舗についても、裁断およびスキャンを効率よく行うのも重労働です。
スキャンブースでの料金は時間制もしくは従量制(本の重さや厚さ、冊数など)です。
時間制であれば、いかに短時間に多くの紙書籍を電子化できるかという点が重要になります。
たいていのスキャンブースは卓上式裁断機(例えばPLUSのPK-513L)に、パーソナル用ドキュメントスキャナ(例えば富士通のScanSnapS1500)といった設備。
たとえ一冊丸ごと裁断処理できる紙書籍でも、スキャンは数回に分ける必要があります。
つまりスキャンしつつ裁断をして、必要であればテキスト透過処理も行っていきます。
作業自体は単純で初心者でも問題ないのですが、三つの作業をうまく処理していく技術が必要になってきます。
持ち帰りの段取りも必要です。
電子化したデータはUSBメモリやDVD、HDD、オンラインストレージなどで持ち帰ることになります。
この処理時間も考えなければいけません。
メモリなどに書き込むにしろ、オンラインストレージにアップロードするにしろ、電子書籍の量が増えるほど無視できない時間になっていきます。
このあたりは作業用パソコンの処理能力や通信回線に左右されます。
前述の電子化作業にうまく組み込んで行うか、最後にまとめて行う必要があります。
従量制であれば、店舗内の作業を急ぐ必要はないでしょうけれども、のんびりやっているとなかなか作業が終わりません。
単純作業なので、だんだん集中力が低下してきます。
この作業を行っている時間に、もっと生産的なことをしたいなあという思いが頭をよぎります。
電子化作業が終わったら帰るわけですが、再び重い紙書籍を持たなければいけません。
無事帰宅したら、裁断済みの紙書籍を確実に処分することも忘れてはいけません。
自分でやったほうが劇的に安価というならば別だけれども、スキャン代行業者に依頼をするのとあまり価格は変わりません。スキャンの行程を楽しむという方もいるでしょうが、私は違います。
紙書籍をスキャンブースに郵送すれば持ち込みと持ち帰りは楽になりますが、それだとスキャン代行業者に依頼をすればいいということになります。
たくさんの本をまとめてやるほど時間が取れませんし、こまめに通って行うほど安くもないし、こまめに通う時間もない。
この自分でスキャンをしている時間を別のことに割り当てた方が、何倍も有意義です。
つまり、スキャン代行業者に依頼するのが、時間の面でも、手間の面でも、コスト面でも効率が良いということです。
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2012年1月9日月曜日
2011年12月28日水曜日
漫画はどれくらい電子化されているのか? ‥‥想像以上にひどい
手持ちの蔵書を処分する方向に気持ちが傾いているのだけれども、やはりこれまでの人生で収集してきたものを零にするのは、どこか後ろ髪が引かれる。
現在も、連載が続いている作品、これまで新作が発売されれば必ず買っていた作者は特に。
なので、真っ当な方法で電子書籍を購入できるのか、調べてみました。
以後、便宜上、電子書籍のうち活字本を電子書籍、漫画を電子漫画と表記します。
集英社
集英社マンガカプセルというケータイコンテンツはあるものの漫画限定。PCで読めるものはないみたい。
少なくとも、集英社のトップページおよびトップページから1クリックで行けるデジタルというページには記載がない。
多分、やる気ないな。
ZETMAN 桂正和
まあ、そもそも桂正和は名前を連ねている一人なので、どうしようもない。
講談社
講談社コミックプラスというポータルサイトからさらにデジタルコミックストアというサイトに1クリックで移動できます。
ここから電子コミックを読む権利を購入することができます。
ただし、閲覧期間が設定されており、値段は紙漫画よりも安価です。電子化されているから安価なのか、閲覧期間が限定されているから安価なのか、どちらなのか不明です。
漫画喫茶に行くことを思えば、妥当な価格だと考えることもできます。
Q.E.D. -証明終了- 加藤元浩
紙コミック40巻に対して電子漫画は39巻まで。最新刊は電子化されないっぽい。
COPPERION 井上智徳
電子化されていない。
銃夢LastOrder 木城ゆきと
電子化されていない。集英社からの移籍があったから、まだまだ手が回らないのか?
確かデジタル入稿しているので、技術的ハードルは高くないと思う(だからといって期待している訳ではない)。
小学館
ソク読み小学館という電子漫画のポータルサイトがあります。小学館のトップページから1クリックで移動できます。
講談社同様、閲覧期間限定で紙マンガよりも安価。
MOONLIGHT MILE 太田垣康男
しかし紙書籍で販売されているうち、22巻のうち電子化されているのは15巻まで。
15巻が発売されたのだが2007年8月30日なので、小学館の優先度がうかがい知れる。
MOONLIGHT MILEよりもメジャーだと私が思っている医龍はすでに全巻電子化されている。
白泉社
白泉社のトップページから1クリックでいけるのが、モバイル☆PCコミックページという電子漫画の紹介ページ。
ケータイでは読むことができる作品もあるが、PC向けはない。
ガラスの仮面 美内すずえ
有名作品だけあって、作品のサイトまで作られている。
でも電子漫画はない。
ebookjapan
世界最大の品揃えを誇る電子漫画の販売サイト。といっても、上記6作品の販売状況は同じ。
出版社が許可しないと(用意しないと)、取り扱えないという状況のようです。
閲覧期間の制限はありません。価格は紙書籍とほぼ同じ。
現在も、連載が続いている作品、これまで新作が発売されれば必ず買っていた作者は特に。
なので、真っ当な方法で電子書籍を購入できるのか、調べてみました。
以後、便宜上、電子書籍のうち活字本を電子書籍、漫画を電子漫画と表記します。
集英社
集英社マンガカプセルというケータイコンテンツはあるものの漫画限定。PCで読めるものはないみたい。
少なくとも、集英社のトップページおよびトップページから1クリックで行けるデジタルというページには記載がない。
多分、やる気ないな。
ZETMAN 桂正和
まあ、そもそも桂正和は名前を連ねている一人なので、どうしようもない。
講談社
講談社コミックプラスというポータルサイトからさらにデジタルコミックストアというサイトに1クリックで移動できます。
ここから電子コミックを読む権利を購入することができます。
ただし、閲覧期間が設定されており、値段は紙漫画よりも安価です。電子化されているから安価なのか、閲覧期間が限定されているから安価なのか、どちらなのか不明です。
漫画喫茶に行くことを思えば、妥当な価格だと考えることもできます。
Q.E.D. -証明終了- 加藤元浩
紙コミック40巻に対して電子漫画は39巻まで。最新刊は電子化されないっぽい。
COPPERION 井上智徳
電子化されていない。
銃夢LastOrder 木城ゆきと
電子化されていない。集英社からの移籍があったから、まだまだ手が回らないのか?
確かデジタル入稿しているので、技術的ハードルは高くないと思う(だからといって期待している訳ではない)。
小学館
ソク読み小学館という電子漫画のポータルサイトがあります。小学館のトップページから1クリックで移動できます。
講談社同様、閲覧期間限定で紙マンガよりも安価。
MOONLIGHT MILE 太田垣康男
しかし紙書籍で販売されているうち、22巻のうち電子化されているのは15巻まで。
15巻が発売されたのだが2007年8月30日なので、小学館の優先度がうかがい知れる。
MOONLIGHT MILEよりもメジャーだと私が思っている医龍はすでに全巻電子化されている。
白泉社
白泉社のトップページから1クリックでいけるのが、モバイル☆PCコミックページという電子漫画の紹介ページ。
ケータイでは読むことができる作品もあるが、PC向けはない。
ガラスの仮面 美内すずえ
有名作品だけあって、作品のサイトまで作られている。
でも電子漫画はない。
ebookjapan
世界最大の品揃えを誇る電子漫画の販売サイト。といっても、上記6作品の販売状況は同じ。
出版社が許可しないと(用意しないと)、取り扱えないという状況のようです。
閲覧期間の制限はありません。価格は紙書籍とほぼ同じ。
2011年12月26日月曜日
買わないと決めた ‥‥何を? 本を!
逆明文化?
明文化?
もう、うんざり。
こういったスキャン代行業者の問題が大きく取り上げられる前に、すでに自分の持っている漫画や小説を依頼したことがある私。
別に売っていないから盗んだのではなく、紙書籍では保管しきれなくなったので、電子書籍に形を変えただけのこと。
そうはいっても、著作権者にとってはそれも違法、窃盗というのであれば、制度が整うまで待とうと考えていました(保管場所がないので、新規の紙書籍購入を止めれば、何とかなるだろうと言う目論見)。
それでも、大好きな物語を沢山創作してくれいている著作権者から盗人よわばりされたことには、どこか心に重くのしかかりました。
そして今日、私には到底理解できない考えを持っている「先生」を知りました。
紙書籍をこの世界そのものの「所有物」と言っているのです。
作品を作り出すという行為に尊敬をしているからこそ、紙書籍を新刊で買っていた自分。
この後何回読み返すかわからないけど、手放すのが惜しくて収納場所を作ってきた自分。
それでも収納場所がなくなったので、泣く泣く紙書籍として持っておきたいもの、電子書籍に変換せざるを得ないものを選別した自分。
そんな自分が、全てばからしくなりました。
そんな訳で、
電子書籍を許諾しないと明文化している著作権者および出版社の紙書籍は、今後購入しない
ことを決めました。すなわち、読まないと決めました。
明文化していない著作権者や出版社の物は、許可していると何らかの方法で確認できた場合に、買おうと思います(そんな方法あるのかなあ)。
いつもお世話になっているアマゾンさんとも疎遠になるんだろうなあ。
なんかこうなると、今持っている紙書籍も無用に思えてくる。
せっかくこの春に部屋の壁一面全てを本棚にして悦に入っていたけれども‥‥

以前に住んでいた自治体では、ゴミ焼却所に自分で持ち込んで焼却炉に捨てることが出来た。これなら著作権を侵害していないと自分で胸を張ることが出来る。
今の自治体ではそういったことが出来るのかなあ?
最善の廃棄方法を調べてみよう。
明文化?
もう、うんざり。
こういったスキャン代行業者の問題が大きく取り上げられる前に、すでに自分の持っている漫画や小説を依頼したことがある私。
別に売っていないから盗んだのではなく、紙書籍では保管しきれなくなったので、電子書籍に形を変えただけのこと。
そうはいっても、著作権者にとってはそれも違法、窃盗というのであれば、制度が整うまで待とうと考えていました(保管場所がないので、新規の紙書籍購入を止めれば、何とかなるだろうと言う目論見)。
それでも、大好きな物語を沢山創作してくれいている著作権者から盗人よわばりされたことには、どこか心に重くのしかかりました。
そして今日、私には到底理解できない考えを持っている「先生」を知りました。
紙書籍をこの世界そのものの「所有物」と言っているのです。
作品を作り出すという行為に尊敬をしているからこそ、紙書籍を新刊で買っていた自分。
この後何回読み返すかわからないけど、手放すのが惜しくて収納場所を作ってきた自分。
それでも収納場所がなくなったので、泣く泣く紙書籍として持っておきたいもの、電子書籍に変換せざるを得ないものを選別した自分。
そんな自分が、全てばからしくなりました。
そんな訳で、
電子書籍を許諾しないと明文化している著作権者および出版社の紙書籍は、今後購入しない
ことを決めました。すなわち、読まないと決めました。
明文化していない著作権者や出版社の物は、許可していると何らかの方法で確認できた場合に、買おうと思います(そんな方法あるのかなあ)。
いつもお世話になっているアマゾンさんとも疎遠になるんだろうなあ。
なんかこうなると、今持っている紙書籍も無用に思えてくる。
せっかくこの春に部屋の壁一面全てを本棚にして悦に入っていたけれども‥‥
以前に住んでいた自治体では、ゴミ焼却所に自分で持ち込んで焼却炉に捨てることが出来た。これなら著作権を侵害していないと自分で胸を張ることが出来る。
今の自治体ではそういったことが出来るのかなあ?
最善の廃棄方法を調べてみよう。
2011年10月11日火曜日
境遇 ‥‥残念な一作
うーん、いまいちの物語だった。
主人公の女性二人、晴美と陽子。それぞれの視点で物語が進んでいきます。
湊かなえの作品ではおなじみの形式。
しかし、読後に何も残らないこの感じは何だろう?
花の鎖で新たな方向性を感じたのは、錯覚だったのだろうか。
せっかくの絵本も物語の中で生かされていません。
いや絵本自体は重要な鍵をにぎるんですけれども、あえて冊子として作る必要が合ったのかなあ.。
そんなわけで、残念な一日になったのでした。
主人公の女性二人、晴美と陽子。それぞれの視点で物語が進んでいきます。
湊かなえの作品ではおなじみの形式。
しかし、読後に何も残らないこの感じは何だろう?
花の鎖で新たな方向性を感じたのは、錯覚だったのだろうか。
せっかくの絵本も物語の中で生かされていません。
いや絵本自体は重要な鍵をにぎるんですけれども、あえて冊子として作る必要が合ったのかなあ.。
そんなわけで、残念な一日になったのでした。
2011年10月10日月曜日
積ん読、読んでく(その四) 10/3-10/10
ああ、お休みも今週いっぱいで終わり。
来週から仕事始まるのだけれども、働けるのだろうか?
漫画
LIAR GAME9〜134回戦予選の感染ゲーム、4回戦本戦のイス取りゲーム。
相変わらず、作者の進行についていくのがやっと。でも、それが楽しい漫画でもあります。
この漫画はゲームの勝敗がついてから、まとめてコミックを買い、まとめて読んでいます。
そうしないと、以前の展開やゲームのルールを忘れてしまうからです。
イティハーサ
I
読んでいてShinkを思い出した。
絵がおどろおどろしいわけでもないのに、言い得ぬ恐怖を感じる。
しかも、これはまだ連載中で、何時完結するのかわからないという。
今後、どのようになっていくのか、楽しみでもあり恐ろしくもある。
いばらの王1〜6(完結)
残り1/3くらいで物語の核が見えましたが、面白かったです。
メドゥーサが実体を作り上げるという点が鍵でしたね。
あと絵柄が好き。
ジョジョの奇妙な冒険第6部 ストーンオーシャン1〜10(完結)
ジョースター家とDIOの因縁の深さを感じさせる。
空条承太郎&スタープラチナ・ザ・ワールドに帰結するのは第3部スターダストクルセイダースの人気ゆえなんだろうなあ。
個人的には第1部ファントムブラッドが一番好きだけれども、このストーンオーシャンはそれに次ぐ内容。
空条徐倫が素敵。
小説
モールス(下)
ヒポクラテスのため息
本
究極の判断力を身につけるインバスケット思考
クイズゲームのようで楽しかった。
著者が前書きで述べているように、問題集の形式となっている。
問題となる「案件」に対して、自由記述形式の「回答」をつくり、自分の回答と「一番近い選択肢を選ぶ」。その後、解説という流れ。
選択肢を選ばせるのであれば、著者なりの「正解」を示して欲しかった。
もちろん正解が一つでないとは思うのだが、選択肢があればどれか一つは「望ましい」ものがあると思う。
来週から仕事始まるのだけれども、働けるのだろうか?
漫画
LIAR GAME9〜134回戦予選の感染ゲーム、4回戦本戦のイス取りゲーム。
相変わらず、作者の進行についていくのがやっと。でも、それが楽しい漫画でもあります。
この漫画はゲームの勝敗がついてから、まとめてコミックを買い、まとめて読んでいます。
そうしないと、以前の展開やゲームのルールを忘れてしまうからです。
イティハーサ
I
読んでいてShinkを思い出した。
絵がおどろおどろしいわけでもないのに、言い得ぬ恐怖を感じる。
しかも、これはまだ連載中で、何時完結するのかわからないという。
今後、どのようになっていくのか、楽しみでもあり恐ろしくもある。
いばらの王1〜6(完結)
残り1/3くらいで物語の核が見えましたが、面白かったです。
メドゥーサが実体を作り上げるという点が鍵でしたね。
あと絵柄が好き。
ジョジョの奇妙な冒険第6部 ストーンオーシャン1〜10(完結)
ジョースター家とDIOの因縁の深さを感じさせる。
空条承太郎&スタープラチナ・ザ・ワールドに帰結するのは第3部スターダストクルセイダースの人気ゆえなんだろうなあ。
個人的には第1部ファントムブラッドが一番好きだけれども、このストーンオーシャンはそれに次ぐ内容。
空条徐倫が素敵。
小説
モールス(下)
ヒポクラテスのため息
本
究極の判断力を身につけるインバスケット思考
クイズゲームのようで楽しかった。
著者が前書きで述べているように、問題集の形式となっている。
問題となる「案件」に対して、自由記述形式の「回答」をつくり、自分の回答と「一番近い選択肢を選ぶ」。その後、解説という流れ。
選択肢を選ばせるのであれば、著者なりの「正解」を示して欲しかった。
もちろん正解が一つでないとは思うのだが、選択肢があればどれか一つは「望ましい」ものがあると思う。
2011年10月8日土曜日
ヒポクラテスのため息 ‥‥夏樹さん、大好きです
ミステリと身構えるほど謎解きはなく、軽快に読み終えることができた物語です。
医療の現実を描き出していますが、重くとらえることなく読み進めることができます。
三ヶ月で病院の経営を劇的に改善できる妙案などあるわけはなく、読んだ人の多くが想像する結果になります。
ただし、主人公である風祭翔の最後の決断は、意外でした。
もっとも恋人、夏樹の存在があるがゆえなのでしょう。
夏樹さんのような女性、私は大好きです。
それにしても幅広い分野を題材にして物語を作り出している作者には、脱帽です。
丹念に取材をし、アイデアを形にしていっているのでしょう。
医療の現実を描き出していますが、重くとらえることなく読み進めることができます。
三ヶ月で病院の経営を劇的に改善できる妙案などあるわけはなく、読んだ人の多くが想像する結果になります。
ただし、主人公である風祭翔の最後の決断は、意外でした。
もっとも恋人、夏樹の存在があるがゆえなのでしょう。
夏樹さんのような女性、私は大好きです。
それにしても幅広い分野を題材にして物語を作り出している作者には、脱帽です。
丹念に取材をし、アイデアを形にしていっているのでしょう。
2011年10月6日木曜日
モールス ‥‥物語はいいけど翻訳が変
映画「モールス」が面白かったので、原作も読んでみることにした。
原作を読んで冗長だと感じたのは、映画がうまく余計な部分をそぎ落としているからだろうか?
それでも、映画のいろいろな場面が頭に浮かび、楽しく読むことができた。
一番の相違は、エリが少年だったこと。
映画では少年をほのめかすようなことはなく、終始少女として描かれいただけに、かなり動揺した。
それにしてもひどいのはこの翻訳者。
村が飛びすぎる。
どうしたらこんな文が出てくるんだろう。
創造主目線か、おもいっきりファンタジーか。
そして、やはりモールスというタイトルは似あわない。
英語版のLet Me In(私を中に入れて)や原題に近いLet the Right One In(正しき者を入れたもう)のような邦題をつけられなかったのだろうか?
原作を読んで冗長だと感じたのは、映画がうまく余計な部分をそぎ落としているからだろうか?
それでも、映画のいろいろな場面が頭に浮かび、楽しく読むことができた。
一番の相違は、エリが少年だったこと。
映画では少年をほのめかすようなことはなく、終始少女として描かれいただけに、かなり動揺した。
それにしてもひどいのはこの翻訳者。
村が飛びすぎる。
どうしたらこんな文が出てくるんだろう。
創造主目線か、おもいっきりファンタジーか。
そして、やはりモールスというタイトルは似あわない。
英語版のLet Me In(私を中に入れて)や原題に近いLet the Right One In(正しき者を入れたもう)のような邦題をつけられなかったのだろうか?
2011年10月2日日曜日
積ん読、読んでく(その三) 9/26-10/2
今週は映画を観に行った。一日に二本観たので、その日は充実した一日だった。
「読んでく」なのに映画が入っているのは、初っぱなからなので、無問題。
映画
モテキ
テレビ版同様のノリ。Perfumeとのダンスシーンがよかった。
セカンドバージン
鈴木京香さんはいつでも艶っぽい。
M:i:III(テレビ放送の録画)
観てないと思っていたら、観たことあった。
奇抜で大胆な侵入方法が、いつも通り楽しめる。
で、似た映画というのはトゥルーライズ。
漫画
朧1〜2
言葉と言葉の力が全てを支配する世界というのが、とても魅力的。
連載中断というのは非常に残念。このままの世界感でどのような物語が続くか読んでみたかった。
ニライカナイ1〜6
朧を発展的に受け継いだ内容の物語。
人が人でいる為に何をするのか。何と戦うのかを描いた物語。
まさかクトゥルーまで持ち込んでくるとは思わなかった。
残念なのは特徴的なCGとトーンにより、何を描いているのかわからないコマが結構あったことかな。
小説
モールス(上)
映画の原作小説を図書館で借りてきたもの。
なかなかいい感じ。
現在、下巻待ち。
「読んでく」なのに映画が入っているのは、初っぱなからなので、無問題。
映画
モテキ
テレビ版同様のノリ。Perfumeとのダンスシーンがよかった。
セカンドバージン
鈴木京香さんはいつでも艶っぽい。
M:i:III(テレビ放送の録画)
観てないと思っていたら、観たことあった。
奇抜で大胆な侵入方法が、いつも通り楽しめる。
で、似た映画というのはトゥルーライズ。
漫画
朧1〜2
言葉と言葉の力が全てを支配する世界というのが、とても魅力的。
連載中断というのは非常に残念。このままの世界感でどのような物語が続くか読んでみたかった。
ニライカナイ1〜6
朧を発展的に受け継いだ内容の物語。
人が人でいる為に何をするのか。何と戦うのかを描いた物語。
まさかクトゥルーまで持ち込んでくるとは思わなかった。
残念なのは特徴的なCGとトーンにより、何を描いているのかわからないコマが結構あったことかな。
小説
モールス(上)
映画の原作小説を図書館で借りてきたもの。
なかなかいい感じ。
現在、下巻待ち。
2011年9月8日木曜日
リブート! ‥‥読後がとても爽やかな一冊
予想外の内容だった。
大人の青春小説と言おうか、職業小説と言おうか。
著者が、金融機関でシステムエンジニアをしていた事を思い出した。
これまでの作品の傾向もあって「何時、敵が出るか?」なんてことを思いながら読み進めていて、途中で「そうではない」ことに気がつきました。
それが92頁。
早いのか? 遅いのか?
ある程度の規模のチームをまとめて業務を行うのは、どんな仕事でも共通していると思う。
そしてチームのメンバーは十人十色。
この物語のように万事が上手く行く事は少ない。
だからこそ、やりがいがあり、達成感を得られる。
その部分を上手く物語に取り込み、表現している。
もちろん、責任と権限のバランスが担保されてこそのリーダーだが。
2011年8月2日火曜日
慈しむ男 ‥‥久しぶりに断念するかと思った
つまらなかったなあ。
プロットはいいけど、全体を通してリアリティが感じられなかった。
大風呂敷を広げるのはいいんだけど、そこに真実味が無いと薄っぺらな物語になってしまう。
その典型だと思う。
選評で、
とある。
本当に?
取材はしたけど、それを表現できてないということか。
特に警察関係の描写に、終止嘘くささがつきまとった。
あとがきで著者が、
と書いているが、それほど強い個性を持っていないし、物語の中でも右往左往しているだけだし。
シリーズ化されても手に取る事は無い。
プロットはいいけど、全体を通してリアリティが感じられなかった。
大風呂敷を広げるのはいいんだけど、そこに真実味が無いと薄っぺらな物語になってしまう。
その典型だと思う。
選評で、
本作が受賞作に推された理由としてはその取材力が挙げられる
とある。
本当に?
取材はしたけど、それを表現できてないということか。
特に警察関係の描写に、終止嘘くささがつきまとった。
あとがきで著者が、
これからシリーズで活躍させたいヒロイン、天羽眞理子の造形
と書いているが、それほど強い個性を持っていないし、物語の中でも右往左往しているだけだし。
シリーズ化されても手に取る事は無い。
2011年7月23日土曜日
ジェノサイド ‥‥良き人格を形成しなければ
読み応えのある物語だった。
コンゴ、日本、アメリカの三ヶ所を舞台に、白兵戦、頭脳戦、情報戦が繰り広げられていきます。
コンゴでの主人公はジョナサン・イエーガーで、四人の傭兵部隊ガーディアンを率います。彼の動機は、治療法がなく特効薬もない病を患った息子を救うこと。
日本での主人公は古賀研人で、最初は亡父に巻き込まれる形だったものの、途中からは自らの医師で特効薬の合成に従事します。動機は、科学者の本分と患者を直接自分の目で見てしまったこと。
アメリカでの主人公はアーサー・ルーベンスで、ネメシス作戦をすすめる実質的な責任者です。しかしたった一人しかいない新しい種へのジェノサイドを防ぐために、少しずつ作戦の方向を変えていきます。
それぞれが自分の役割に全力で取り組むことで、物語は展開し、自分の目的を達成していきます。
三人と、彼らを取り巻く人々が結束することで、ジェノサイドは防がれます。
その過程が、とても熱いです。
誰かがほんの少しでも気を抜けば、ほんの少しでも計画を狂わせてしまえば、ジェノサイドが実行されていたでしょう。
それ故に、読み終えた時の安堵感はひとしおです。
細かなエピソードがさりげなく散りばめられていて、物語が佳境に入ったときに、そのエピソードゆえの展開が起きていきます。その度に前に戻って該当部分を探しだしながら、読み進めて行きました。
特に、人類学者ナイジェル・ピアースが「日本の援軍」という言葉を繰り返していて、研人のことだとばかり思っていたので、援軍の正体を知ったときには、ぐうの音も出ませんでした。
これもしっかりヒントが出ていたんですよねえ。
一番気に入ったのは、合衆国大統領科学顧問メルヴィン・ガードナーの言葉です(357頁)。物事の本質をついています。
コンゴ、日本、アメリカの三ヶ所を舞台に、白兵戦、頭脳戦、情報戦が繰り広げられていきます。
コンゴでの主人公はジョナサン・イエーガーで、四人の傭兵部隊ガーディアンを率います。彼の動機は、治療法がなく特効薬もない病を患った息子を救うこと。
日本での主人公は古賀研人で、最初は亡父に巻き込まれる形だったものの、途中からは自らの医師で特効薬の合成に従事します。動機は、科学者の本分と患者を直接自分の目で見てしまったこと。
アメリカでの主人公はアーサー・ルーベンスで、ネメシス作戦をすすめる実質的な責任者です。しかしたった一人しかいない新しい種へのジェノサイドを防ぐために、少しずつ作戦の方向を変えていきます。
それぞれが自分の役割に全力で取り組むことで、物語は展開し、自分の目的を達成していきます。
三人と、彼らを取り巻く人々が結束することで、ジェノサイドは防がれます。
その過程が、とても熱いです。
誰かがほんの少しでも気を抜けば、ほんの少しでも計画を狂わせてしまえば、ジェノサイドが実行されていたでしょう。
それ故に、読み終えた時の安堵感はひとしおです。
細かなエピソードがさりげなく散りばめられていて、物語が佳境に入ったときに、そのエピソードゆえの展開が起きていきます。その度に前に戻って該当部分を探しだしながら、読み進めて行きました。
特に、人類学者ナイジェル・ピアースが「日本の援軍」という言葉を繰り返していて、研人のことだとばかり思っていたので、援軍の正体を知ったときには、ぐうの音も出ませんでした。
これもしっかりヒントが出ていたんですよねえ。
一番気に入ったのは、合衆国大統領科学顧問メルヴィン・ガードナーの言葉です(357頁)。物事の本質をついています。
恐ろしいのは知力ではなく、ましてや武力でもない。この世でもっとも恐ろしいのは、それを使う人格なんです。
2011年7月12日火曜日
折れた竜骨 ‥‥一気に読ませる力がある物語
剣と魔法のファンタジーがミステリとして仕上がっていることに驚き。
ファンタジー世界だけれども、ちゃんと世界のルールの中で謎解きされています。
その上、剣と魔法の醍醐味である戦闘場面まであります。
血湧き肉躍る戦いです。
物語は、殺された領主、ローレントの娘である、アミーナ嬢の視点で進められていきます。
探偵は異郷の騎士ファルク、助手は彼の従士ニコラです。
これがなかなか重厚です。
ファンタジーとはいえ所謂ハイファンタジーでなく中世ヨーロッパを舞台としているせいでしょう。
とても泥臭い描写もあり、とても楽しめます。
この三人以外にも、魅力的な人物がたくさん出てきます。
それこそ、騎士団や遍歴騎士、吟遊詩人など彼ら一人を取り上げてミステリ物語を一つ作れるほどです。
私には予想外の終り方です。
剣と魔法の楽しみが最高潮に達したと思ったら、即ミステリの最高潮でした。
堪能できました。
それとあとひとつ。
この本には目次があって、章や節それぞれに名前が付けられています。
そのため、解答編で明かされた事実を遡って確認するときに、該当部分を探し出しやすくなっています。
ミステリでこの配慮(?)はとても嬉しい。
ファンタジー世界だけれども、ちゃんと世界のルールの中で謎解きされています。
その上、剣と魔法の醍醐味である戦闘場面まであります。
血湧き肉躍る戦いです。
物語は、殺された領主、ローレントの娘である、アミーナ嬢の視点で進められていきます。
探偵は異郷の騎士ファルク、助手は彼の従士ニコラです。
これがなかなか重厚です。
ファンタジーとはいえ所謂ハイファンタジーでなく中世ヨーロッパを舞台としているせいでしょう。
とても泥臭い描写もあり、とても楽しめます。
この三人以外にも、魅力的な人物がたくさん出てきます。
それこそ、騎士団や遍歴騎士、吟遊詩人など彼ら一人を取り上げてミステリ物語を一つ作れるほどです。
私には予想外の終り方です。
剣と魔法の楽しみが最高潮に達したと思ったら、即ミステリの最高潮でした。
堪能できました。
それとあとひとつ。
この本には目次があって、章や節それぞれに名前が付けられています。
そのため、解答編で明かされた事実を遡って確認するときに、該当部分を探し出しやすくなっています。
ミステリでこの配慮(?)はとても嬉しい。
2011年6月19日日曜日
怪物 ‥‥鳥肌がたつ迫力がある物語
読み終えて、鳥肌が立つ思いでした。
静かな迫力を持った物語です。
物語冒頭、堂島昭と橋爪行雄のそれぞれに関わる事件が出てきます。
その両方に刑事の香西が関わっていくのですが、どちらかが主になって、もう一方は最後に伏線回収のような形で収束するのだろうと思って読み進めて行きました。
ところが、中盤で予想外に交わり、新たに「怪物」たる真崎亮の物語が生まれました。
真崎という人物が、これまた無味無臭というか、淡白なんですよね。
それゆえに、恐ろしいです。
幼少時の事件が、彼を怪物にしたのだろうけど、その過程がほとんど描かれていません。
彼の経歴や過去にほとんど触れられていないのは、多分、彼が自分自身にも興味がないからなんでしょう。
死んでないから生きているだけ。
それ故、成長もないという事だと思います。
そして香西すらも怪物に取り込まれていくとは、思いもよらなかったです。
前作、タワーリングが軽快な内容だっただけに、迫力がありました。
静かな迫力を持った物語です。
物語冒頭、堂島昭と橋爪行雄のそれぞれに関わる事件が出てきます。
その両方に刑事の香西が関わっていくのですが、どちらかが主になって、もう一方は最後に伏線回収のような形で収束するのだろうと思って読み進めて行きました。
ところが、中盤で予想外に交わり、新たに「怪物」たる真崎亮の物語が生まれました。
真崎という人物が、これまた無味無臭というか、淡白なんですよね。
それゆえに、恐ろしいです。
幼少時の事件が、彼を怪物にしたのだろうけど、その過程がほとんど描かれていません。
彼の経歴や過去にほとんど触れられていないのは、多分、彼が自分自身にも興味がないからなんでしょう。
死んでないから生きているだけ。
それ故、成長もないという事だと思います。
そして香西すらも怪物に取り込まれていくとは、思いもよらなかったです。
前作、タワーリングが軽快な内容だっただけに、迫力がありました。
2011年6月9日木曜日
真夏の方程式 ‥‥夏の思い出
実はガリレオシリーズも特別な愛着があるわけではない。探偵ガリレオ
、予知夢
は読んだものの、どんな物語があったか覚えていない。
容疑者Xの献身
ははっきりと物語を覚えているけど、ガリレオシリーズにする必然性は希薄。
ガリレオの苦悩
、聖女の救済
は未読(TVドラマでブームになっていた最中での出版だったので、天邪鬼)。
TVドラマを観て以来、湯川のビジュアルが完全に福山雅治になってしまったのだが、もともとはもすこし年上をイメージしていた。
今回も事件そのものに、湯川が関わる必然性は薄い。
しかし、そこに恭平という少年が関わってくることで、物語は大きく変わりました。
物理学者でなくとも、大人は自分の仕事や好きな事に興味をもつ子供には、寛容というか、大事にしたくなるものです。
今回の湯川はまさしく、それだと思います。
最後の場面、湯川が恭平に語りかけるその姿は、とても印象深いものです。
この「真夏の方程式」という作品は、柄崎恭平という少年の一夏の思い出であり、冒険譚です。
、予知夢
は読んだものの、どんな物語があったか覚えていない。
容疑者Xの献身
ははっきりと物語を覚えているけど、ガリレオシリーズにする必然性は希薄。
ガリレオの苦悩
、聖女の救済
は未読(TVドラマでブームになっていた最中での出版だったので、天邪鬼)。
TVドラマを観て以来、湯川のビジュアルが完全に福山雅治になってしまったのだが、もともとはもすこし年上をイメージしていた。
今回も事件そのものに、湯川が関わる必然性は薄い。
しかし、そこに恭平という少年が関わってくることで、物語は大きく変わりました。
物理学者でなくとも、大人は自分の仕事や好きな事に興味をもつ子供には、寛容というか、大事にしたくなるものです。
今回の湯川はまさしく、それだと思います。
最後の場面、湯川が恭平に語りかけるその姿は、とても印象深いものです。
この「真夏の方程式」という作品は、柄崎恭平という少年の一夏の思い出であり、冒険譚です。
2011年5月29日日曜日
麒麟の翼 ‥‥正しいことをやっていきたい。
有名な(?)加賀恭一郎シリーズの最新作。
といっても加賀恭一郎というキャラクターに、特別な愛着があるわけではないので、いつもの東野圭吾作品として楽しめた。
地道にコツコツと手がかりを集めていく加賀の姿勢は、見習なわなくてはいけませんね。
そして他の刑事たちが「スジ」を書いているのに対して、それを鵜呑みにしないのは、刑事の本来あるべき姿なのでしょう。
物語の半ばあたりから、犯人が八島ではないのかもしれないという流れになってからの加速感は、読んでいて気持ちがいいですね。
それまで散りばめられてきたヒントが見事に集約し、とても頷ける結末となります。
「生徒さんたちが正しく公式を覚えられるよう、指導してやってください」
加賀のこの言葉がとても気に入りました。
といっても加賀恭一郎というキャラクターに、特別な愛着があるわけではないので、いつもの東野圭吾作品として楽しめた。
地道にコツコツと手がかりを集めていく加賀の姿勢は、見習なわなくてはいけませんね。
そして他の刑事たちが「スジ」を書いているのに対して、それを鵜呑みにしないのは、刑事の本来あるべき姿なのでしょう。
物語の半ばあたりから、犯人が八島ではないのかもしれないという流れになってからの加速感は、読んでいて気持ちがいいですね。
それまで散りばめられてきたヒントが見事に集約し、とても頷ける結末となります。
「生徒さんたちが正しく公式を覚えられるよう、指導してやってください」
加賀のこの言葉がとても気に入りました。
2011年5月5日木曜日
本棚設置 ‥‥念願の書斎へ第一歩
いつか自分の書斎が欲しいと思っています。
広くなくていいので、漫画や本(どちらかというと漫画メイン)を壁一面に並べて、その日の気分で蔵書から一冊(もしくは一シリーズ)を取り出して読む。
最近は全くと言っていいほどしていないけど、創作活動(同人小説を書く事)をするのもいい。
今回の引越しで、その一歩、本棚を設置しました。
漫画が主なので家具屋さんにある本棚はオーバースペックなんです。
奥行きがありすぎるし、棚板が少ないので段数が足りなくなる。
そんな中、最近は通販で良いものを扱っているお店が見つかるものです。
耐震家具専門店JAJAN-Rというお店を発見しました。
まあ、このお店、本棚だけでなくフィギュアラックなどかなりニッチなものを売っています。
ここの商品で、気になったのが天井つっぱり書棚 愛書家と横連ラック ふえるくんの二点。
商品名称がアレなのは、ご愛嬌。
設置する部屋の構造と蔵書数を勘案した結果、後者のふえるくんを購入しました。
もちろん、漢は黙って五連結セットです。
個人的に楽天市場というのが気になったのですが、問題なく商品が届きました。
ヨカッタ。
組み立て家具には何度か煮え湯を飲まされたことがあるのですが、これは本棚。
可動部分が無いので安心です。
しかも強度を保つための構造体の部分には、しっかりロックがかかる方式です。
金槌を使うことなく、プラスドライバーだけで組み立てることが出来ます。
楽ちんではないけど、簡単です。
はじめは五連結で足りると思ったんですけど、足りませんでした‥‥
これまで使っていた本棚を引き続き使うことになりました(でも1/3ほどスペースが空きました)。
とりあえずもう一連結追加するスペースがあるので、改めて購入します。
本棚に漫画で埋め尽くされているのは圧巻で、至福です。
興味のある方はflickrの写真をどうぞ。

広くなくていいので、漫画や本(どちらかというと漫画メイン)を壁一面に並べて、その日の気分で蔵書から一冊(もしくは一シリーズ)を取り出して読む。
最近は全くと言っていいほどしていないけど、創作活動(同人小説を書く事)をするのもいい。
今回の引越しで、その一歩、本棚を設置しました。
漫画が主なので家具屋さんにある本棚はオーバースペックなんです。
奥行きがありすぎるし、棚板が少ないので段数が足りなくなる。
そんな中、最近は通販で良いものを扱っているお店が見つかるものです。
耐震家具専門店JAJAN-Rというお店を発見しました。
まあ、このお店、本棚だけでなくフィギュアラックなどかなりニッチなものを売っています。
ここの商品で、気になったのが天井つっぱり書棚 愛書家と横連ラック ふえるくんの二点。
商品名称がアレなのは、ご愛嬌。
設置する部屋の構造と蔵書数を勘案した結果、後者のふえるくんを購入しました。
もちろん、漢は黙って五連結セットです。
個人的に楽天市場というのが気になったのですが、問題なく商品が届きました。
ヨカッタ。
組み立て家具には何度か煮え湯を飲まされたことがあるのですが、これは本棚。
可動部分が無いので安心です。
しかも強度を保つための構造体の部分には、しっかりロックがかかる方式です。
金槌を使うことなく、プラスドライバーだけで組み立てることが出来ます。
楽ちんではないけど、簡単です。
はじめは五連結で足りると思ったんですけど、足りませんでした‥‥
これまで使っていた本棚を引き続き使うことになりました(でも1/3ほどスペースが空きました)。
とりあえずもう一連結追加するスペースがあるので、改めて購入します。
本棚に漫画で埋め尽くされているのは圧巻で、至福です。
興味のある方はflickrの写真をどうぞ。
2011年2月5日土曜日
迎撃せよ ‥‥たった一日されど一日。長い一日を描いています。
待ちに待った、福田和代の新作単行本です。
サスペンスというジャンルの中で、色々な題材で物語を書いている著者に感心します。
今回は自衛隊を中心にしたミリタリー・サスペンス(帯より)。
自衛隊と軍隊との違いというものを多少意識しつつも、とても楽しめる内容になっています。
主人公、遠野真樹が素晴らしいです。
ツンデレ要素を多く含みつつ、胆力と機転、優しさで様々な事態を乗り越えていきます。
もちろん一人ではなく、上司の力添えや同志の協力、あってのことですけれども。
それを得られるのも彼女の素質と努力によるものでしょう。
事件の重要人物、加賀山一郎に対して毅然とした態度を貫き、そのなかで彼の信頼(共感? 同意?)を得られたのも遠野真樹だからでしょう。
加賀山は信念に生きる素敵な人物です。
そして、それを苦にしない人物です。
そんな大人に、私はなりたいです。
サスペンスというジャンルの中で、色々な題材で物語を書いている著者に感心します。
今回は自衛隊を中心にしたミリタリー・サスペンス(帯より)。
自衛隊と軍隊との違いというものを多少意識しつつも、とても楽しめる内容になっています。
主人公、遠野真樹が素晴らしいです。
ツンデレ要素を多く含みつつ、胆力と機転、優しさで様々な事態を乗り越えていきます。
もちろん一人ではなく、上司の力添えや同志の協力、あってのことですけれども。
それを得られるのも彼女の素質と努力によるものでしょう。
事件の重要人物、加賀山一郎に対して毅然とした態度を貫き、そのなかで彼の信頼(共感? 同意?)を得られたのも遠野真樹だからでしょう。
加賀山は信念に生きる素敵な人物です。
そして、それを苦にしない人物です。
そんな大人に、私はなりたいです。
2010年10月9日土曜日
白銀ジャック ‥‥今シーズンもスキーに行くよ
「人質は、雪の上にいるものすべて」
という帯の惹句に、壮大な犯罪物語を連想しました。
惹句に間違いはないけど、私の連想が間違っていただけでした。
それでも、安定した東野圭吾らしい物語です。
読みやすいし、関係の無いと思われた登場人物が上手くつながり収束するラストなどはさすがです。
脅迫する人物と脅迫手段を用意した人物が別という、今回の肝にも脱帽です。
なぜ倉田と絵留とくっつくのかわからない。
そんな流れ、あったっけ?
なぜ根津と千晶がくっつかないのか、わからない。
なんかいい感じだったのに。
そして一番の謎。
達樹の心の回復
それなりに段階を踏んでいるとはいえ、必然性がないというか、説得力に欠けるというか、腑に落ちませんでした。
残念です。
という帯の惹句に、壮大な犯罪物語を連想しました。
惹句に間違いはないけど、私の連想が間違っていただけでした。
それでも、安定した東野圭吾らしい物語です。
読みやすいし、関係の無いと思われた登場人物が上手くつながり収束するラストなどはさすがです。
脅迫する人物と脅迫手段を用意した人物が別という、今回の肝にも脱帽です。
なぜ倉田と絵留とくっつくのかわからない。
そんな流れ、あったっけ?
なぜ根津と千晶がくっつかないのか、わからない。
なんかいい感じだったのに。
そして一番の謎。
達樹の心の回復
それなりに段階を踏んでいるとはいえ、必然性がないというか、説得力に欠けるというか、腑に落ちませんでした。
残念です。
2010年9月22日水曜日
ハイ・アラート ……物語の収束がすごい。
田代の胆力、すごい。
ミゲルの冴えが、すごい。
この二人のコンビをまた見てみたいという気持ちと、自分の想像と違っていたらという恐れが混在しています。
連続爆破テロという出来事の裏側に、さまざまな物語が絡み合っていて、それを上手く描いているのが素晴らしいです。
「十二神将」の行動が変化したのも、黒幕の存在も、さらなる黒幕の存在も、全てが上手く収束します。
読み進めるうちに事件に対する見方が変わっていきます。
特に最後の空港での場面には、とても納得してしまいます。
でも「十二神将」には同情できません。
怪我の有無、損害の有無ではなく、
鬱屈とした自分の気持ちを晴らすために、
周囲に迷惑をかけているのは、許せない。
様々な境遇の人物が集まって「十二神将」となっているのですが、どれもそうなる前に何かできたのではないかと、私は考えてしまいます。
そうは言いながらも、インダラには共感してしまいますけど。
ミゲルの冴えが、すごい。
この二人のコンビをまた見てみたいという気持ちと、自分の想像と違っていたらという恐れが混在しています。
連続爆破テロという出来事の裏側に、さまざまな物語が絡み合っていて、それを上手く描いているのが素晴らしいです。
「十二神将」の行動が変化したのも、黒幕の存在も、さらなる黒幕の存在も、全てが上手く収束します。
読み進めるうちに事件に対する見方が変わっていきます。
特に最後の空港での場面には、とても納得してしまいます。
でも「十二神将」には同情できません。
怪我の有無、損害の有無ではなく、
鬱屈とした自分の気持ちを晴らすために、
周囲に迷惑をかけているのは、許せない。
様々な境遇の人物が集まって「十二神将」となっているのですが、どれもそうなる前に何かできたのではないかと、私は考えてしまいます。
そうは言いながらも、インダラには共感してしまいますけど。
2010年8月10日火曜日
鉄の骨 ‥‥鉄筋コンクリート? いや、違う。
NHKドラマの出来が良かったので、興味を持ち読み始めた。
原作の良さを上手くドラマ化していましたねえ。
どちらも尾形専務が美味しいところを総取りしていくのですが、その過程が違いますね。
原作ではひたすら命令を出すだけであり、全てが彼の思惑通りに進んでいきます。
その分、人物に深みが感じられません。
ドラマでは平太や西田とのやりとりを通して、彼の思いや熱さが伝わってきました。
一方、ドラマでは今一必然性のなかった園田でしたが、原作ではばっちり存在感がありました。しかも嫌な存在として。
最初は好青年なんだったですけどね。
それから三橋顧問と平太との交流も丁寧に描かれていました。
もちろんドラマでも描かれていたのですが、雰囲気が違いました。
負い目、のようなものがないのがいいですね。
そして少し謙虚というか、自分の無力感を味わっている。
原作→ドラマだとまた違った印象かも知れないけど、とても楽しめる物語でした。
原作の良さを上手くドラマ化していましたねえ。
どちらも尾形専務が美味しいところを総取りしていくのですが、その過程が違いますね。
原作ではひたすら命令を出すだけであり、全てが彼の思惑通りに進んでいきます。
その分、人物に深みが感じられません。
ドラマでは平太や西田とのやりとりを通して、彼の思いや熱さが伝わってきました。
一方、ドラマでは今一必然性のなかった園田でしたが、原作ではばっちり存在感がありました。しかも嫌な存在として。
最初は好青年なんだったですけどね。
それから三橋顧問と平太との交流も丁寧に描かれていました。
もちろんドラマでも描かれていたのですが、雰囲気が違いました。
負い目、のようなものがないのがいいですね。
そして少し謙虚というか、自分の無力感を味わっている。
原作→ドラマだとまた違った印象かも知れないけど、とても楽しめる物語でした。
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