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2009年11月19日木曜日

野ばらの精

リボンの騎士(2) BT-014に収載。

平和な村の真ん中に突如作られた柵。
それまで一つだった村が二つに引き割かれる。
ベルリンの壁が崩壊して、丁度二十年の今年に読むのがまるでめぐりあわせのよう。

でも、そんな設定は導入部だけ。
その後は主人公のユリーちゃんが継母にいじめらたり、曰くありげのシルビアちゃんが出てきたり、野ばらの精の国いったりと、どこか童話調。
そして最後はほとんど夢(幻想)オチ。

なんかこう、なにを描きたかったのかよくわからない作品。

と思ったら、

編集部から童話的な展開にしてくれといわれて、急遽物語をかえてしまったのです。

というあとがきが。
そっか‥‥やはり漫画家ってたいへんなのね。


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