平和な村の真ん中に突如作られた柵。
それまで一つだった村が二つに引き割かれる。
ベルリンの壁が崩壊して、丁度二十年の今年に読むのがまるでめぐりあわせのよう。
でも、そんな設定は導入部だけ。
その後は主人公のユリーちゃんが継母にいじめらたり、曰くありげのシルビアちゃんが出てきたり、野ばらの精の国いったりと、どこか童話調。
そして最後はほとんど夢(幻想)オチ。
なんかこう、なにを描きたかったのかよくわからない作品。
と思ったら、
編集部から童話的な展開にしてくれといわれて、急遽物語をかえてしまったのです。
というあとがきが。
そっか‥‥やはり漫画家ってたいへんなのね。
0 件のコメント:
コメントを投稿