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2013年10月19日土曜日

キック・アス ……ヒット・ガールが主役!


キック・アス

なんで「私たちを蹴れ」なの?
初っ端から、英語力のない私。
kick assで、我が物顔に振る舞うって意味なんですね。一つ、勉強になりました。

2010年の作品を今更観ようと思ったのは、何故か?

Chloe Grace Moretzが出演している

から。そして2014年2月に続編が公開されるから。
相変わらず単純明快な理由です。


この作品が公開された時、彼女は13歳。
実際に撮影されたのはそれ以前だろうし、劇中のヒット・ガールは11歳。
ちっちゃくて、自信満々で、強くて、そして可愛らしい。

まあ、物語そのものは単純明快で、深く考える部分もないアクション映画です。
特集能力も財力もない一般人がヒーローになるのは簡単なことじゃないけど、ちょっとの勇気が幸運を呼び込めるってところです。

続編のキック・アス ジャスティス・フォーエバーも内容は同じ感じなんだろうけど、多分観に行くよ。



2013年10月10日木曜日



父の手本は父しかない

と思いました。
たとえその手本が、良かろうと悪かろうと。


私は大学入学まで家族全員(核家族)と過ごしていました。
その間、親からの暴力が常態化していたとか、必要な食べ物のさえ得られなかった、ということはなく、おそらく一般的な環境で育てられたと思います。
父はパソコンとパチンコが好きで(なぜかパつながり)、お酒は飲むけれども強くありませんでした。
パソコンが好きなのでMZやX1など当時の同級生では持っていないようなものが、家にはあり遊んでいました。そのせいか、ファミコンの購入は遅いほうでした。

手先が器用なのでしょう。
小学校の冬休みの課題だった、凧作りはよく手伝ってもらいました(映画でも挿話がありましたね)。
ラジコンカーブームの時には、二台一緒に揃え、二人で河原に走らせに行ったこともよくありました。
モーターやサスペンションを変えたりしたものです。
ガンプラも一緒に作りました。当時の私は、ガンダムを見たことはなかったけれど。
そういえば自転車のパンク修理は父の役目でした。長じるにつれて私の役割に変っていきましたが。

こうやって振り返ると、私の趣味は父と似ています。
パチンコはやらないけれども、パソコンやゲームは続けているし、思い出したかのようにガンプラを作っています。
自転車のパンク修理は自分でやるものだと、今でも思っています(実際にやっています)。

父と遊んでいたのですから、当たり前ですよね。
母といる時間のほうがはるかに長かったのに、不思議なものです。
やはり同性ということが大きいのでしょう。

高校生くらいのときかな?
ある時、父に言われたことがあります。

自分は男親だから男の子の考えること、やることは大体理解できる。
反対に、女の子のことはわからないので、すべてが不安だ。

この頃、いわゆる反抗期だったんですよね。
母に心配をかけるなということを言いたかったんだと思います。

そして、私も(幸運なことに)結婚し、KODOMOできました。
それなりに子育てもし、映画で描かれた状況よりも大きく育っています。

そのKODOMOにとって、今の自分はどううつっているんだろうか?

映画を観終えたあとの、一番の感想です。
感想というとおかしいですが、自分はちゃんとした父になっているのだろうかという漠然とした不安です。
多分、今、KODOMOに「お父さんのこと、好き?」と聞いたら「好き」と答えるだろうし、自分が生きていくにはまだ両親が必要だということもすでに分かっているので「必要だよ」と答えると思います。
でも、そういった表層部分を取っ払ったらどうなるか?

基本的にKODOMOを叩いたりはしていないけど、知らずのうちに言葉の暴力を与えているのではないか?
もっと一緒に遊んでほしいのに遊んでくれないと思っていたり、反対に過干渉になっていないか?
疑問や不安は次から次へと浮かんできます。

でも、もしかしたら、私の父もそう考えていたのかもしれない。
KODOMOが表面的に友達の父と接することはあっても、それはあくまで友達の父。
自分の父が一番だと考えているかもしれない。

結局、自分なりの父を模索する日々が続いていくんでしょう。
父性も母性も育まれるのもの。
家族はその全員で時間とともに作られるもの。

KODOMOにとって、その時その時に必要な父でありたいと思います。

2013年10月7日月曜日

そして父になる  ……時間か血か


カンヌで受賞したからではなく、福山雅治主演だから見ようと思っていた作品です。
言い訳めいているけどね。


シンガーソングライターとしての福山雅治に最初に出会ったので、なんとなく俳優業は副のイメージを持っています。
副次的にできるものではないし、出演している作品をみてもわかっています。
でも決して演技派ではないし、どの役も「福山雅治」っぽくなっている気がしていました。
でも、この作品では野々宮良多でした。

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