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2013年1月27日日曜日

つやのよる ……野波麻帆が艶やかだった

艶と通夜をかけているのだと気がつくまで、しばらくかかりました。
「通夜の夜」じゃ、夜が二重になっているよ。
なんて思っていました。

難解というか、結局、よくわからない物語でした。

男と女の事が少しわかった気がする。

と登場人物が言っていましたが、私にはさっぱりわかりません。
実際の男と女の事だけでなく、ここで描いて伝えたい男と女の事が。

艶という名の女性を、関係があった男性の視点で描き出すのではなく、関係があった男性と関係する女性の視点で描くという、書いていてわからなくなりそうな手法です。
曖昧さが二重になり、冗長でした。

特にお目当ての野波麻帆が、物語の二番目に登場したので、その後が尚更です(その辺り、伏兵の田畑智子に救われました)。

出てくる男という男が皆、駄目男。
私にとっては、反面教師。
恰好良くなれなくても、格好悪くない男になりたいもんです。

今回のまほまほは、艶やかでした。
男を手玉にとる様は、なんていうか、エロいね。
あんなに肌を露わにしたのは、鏡は眠らない以来じゃないかって思うくらいです。
モテキ以上です。
母親になってお仕事に復帰するのが楽しみになる演技です。

真珠って、やっぱり凄いのかなぁ。

映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』公式サイト
艶やか



2013年1月20日日曜日

経験や体験で知るということの大切さ

先日のガーラ湯沢スキー場への旅。
泊まったのは湯沢ニューオータニホテル
温泉地、歴史を感じる建物といった事から温泉旅館を思わせるリゾートホテルです。
畳敷きの部屋での夕食、宴会場での朝食。

KODOMOが生まれてからはあまり泊りでの旅行をする事はなく、泊まったとしても専らビジネスホテルでした。
そのため、スキーを終えホテルの部屋で寛いでいると、こんな事をKODOMOが尋ねて来ました。

夕御飯は、どこに食べにいくの?

ええ、そうです。
ビジネスホテルに泊る時は、ホテル周辺のお店を食べログでチェックして行きました。
また、転職前の会社には保養所があって、時々利用していました。そこは台所もあるので、コンビニ調達での部屋食ということも多かったです。
つまり、

泊まる場所で食事が提供される

という発想がないんです。

夕食は魚が多めの旅館料理と言ったところで、公式サイトの魚沼の食材などイメージ写真を見てください。
マグロの刺身、ズワイカニの天ぷら以外はあまり好みのものがなかったKODOMOでした。
それでも、お腹一杯食べて満足していました。
ごちそうさまをしたあと、またもやKODOMOが言いました。

お皿はどこに片付けたらいいの?

我が家では食べ終えた後、自分のお茶碗やお箸は、自分で台所に持って行くように躾ています。
もちろん私も自分で台所に持って行っていますよ。
KAZOKUが片づけなくてよいことを、教えました。

ここで、一息と思ったら、またもやKODOMOが言います。

お布団はどこにあるの?

我が家はベッドではなく布団を敷いて寝ています。それはKODOMOも同じで、当然自分の布団は自分で敷きます。
ビジネスホテルでは、ベッドですからね。
自分で布団を敷かなくていいこと、さらに布団をあげるのもやってくれることを知ったKODOMOは、

ここはサービスいいんだねぇ

と感心。
ビジネスホテルでなければ、大概やってれます。

そんなこんなで、スキーに疲れたKODOMOと私は早々に就寝。

翌日のバイキング形式の朝食では、和食に洋食、デザートにフルーツと、選り取り見取りで華やかでした。
KODOMOがどれをどのくらい取ろうか、ああでもないこうでもないと、真剣に考えていました。
食べたいものを少しずつ取って、足りなければ、また取ればいいと私がいうと、目を輝かせるKODOMO。

何回も取っていいの!?

ちょっと解説が必要ですよね。
ショッピング兼朝御飯の為に、時々ですがIKEAに行くんです。IKEAの朝食(モーニングプレート)は、一回だけお皿に盛り放題なんです。
日本のバイキング料理が、スウェーデンのスモーガスボードを原型にしているので、納得ですよね。
だからKODOMOには、

バイキング形式=IKEAの朝御飯

となっている訳です。
何回目かには、フルーツや自分でつくるチョコバナナをたっぷり取ってきて平らげ、お皿に残ったチョコがもったいないからと、食パンを取ってきてチョコパンにしてきれいにしたKODOMO。
我が子ながら、感心してしまいます。

KODOMOは、まだまだ子供だと思っていたけど、もう○歳。
年齢相応の経験、体験と言うものが何かと言う事を考えながら、色々知ってもらわないといけないなと思うようになりました。
長じて、恥をかかないようにするために。

2013年1月15日火曜日

ガーラ湯沢スキー場 ……スキーと温泉と食事を楽しんできた。

今年も行ってきましたガーラ湯沢スキー場
去年までと違うのは、家族三人&一泊二日という事。

KAZOKUはスキーをする事に全く興味がないので、去年までは私とKODOMOの二人で行っていました。
発端は、KODOMOが自分が滑っているところを、どうしてもKAZOKUに見せたいと言った事。
越後湯沢は温泉地。KAZOKUは温泉、私たちはスキーを楽しむことになりました。
KAZOKUにとっても、KODOMOの滑りを見たり雪遊びの相手するのは、ちょっと出来ればいいようです。
まあ、スキー場はなにもしないと、寒いだけですからね。

行ったのは1/13(日)14(月)です。
初日は好天。太陽はでしゃばりすぎず、ちょうど良い程度の曇り空。
ゴンドラから、リフトから、頂上から、とにかく眺めが良かったです。
雲の切れ間からの陽光がコースを照らすのも素敵でした。
リフトもコースも、人、人、人で、混み合っていました。
1/13の空 1/13は眺めが良い

二日目は、打って変わって降雪。
しかも、これまでにないくらいの降り方(去年とは比べものにならず)。朝より昼、昼より夕とたくさん降ってきたように思います。
風が強くなかったのが幸いし営業されたけど、もうちょっと強かったら、ゴンドラ止まって営業中止だったのかもなあ。
滑り降りてきてはリフトで上がり、滑り降りてきてはリフトで上がりの繰り返し。
雪が降っているので、コースが固くなることなく、軟らかいままを楽しむことができました。
1/14の空と眺め

そういえば、今年からKODOMOをスクールに入れるのを止めました。
これも本人たっての希望。
スクールだと自由に滑ることができないのが、ご不満だと。
まあ、そう言うだけあって、それなりに滑ることが出来るようになりました。
スピードを出し過ぎる傾向があるので、見ていて危なっかしく思うんですけどね。
それも、ちょっと難しいコースに連れて行って、派手に転んだら、用心するようになりました。
「経験に勝るものはない」という言葉通りです。

去年は大好きだった「ローマンホリデー」では物足りなくなり、「エーデルワイス」もちょっと難しく感じていたのに今年はもう余裕。
今年初挑戦で一日目は手こずった「エンターテイメント」も、二日目は楽しむ余裕が出てきました。
子供の成長の速さを実感しました。
本人も滑る度になにかしらの手応えを感じるようで、もう一回、さらにもう一回と欲求が高まっている様子でしたね。
来年は「ファルコン」に挑む気満々です。

私は二日目にファルコンを滑り降りたのですが、久し振りに「怖く」なりました。
降雪で視界が悪くなっているだけでなく、二日目ということで予想以上に足にきていました。
コース終盤では、思うように力が入らず、スピードが上がってしまうことがしばしば。
歳をとったもんです。

湯沢ニューオータニホテルに宿泊。
当然楽しみは温泉に食事です。
夕食後は、旅館料理の王道でした。お刺身やかにの天ぷら、ぶりのステーキ、小鍋にも二種のお魚と海の幸がふんだんでした。
ツアー特典(?)でお酒がつくことを知らなかったので、嬉しい誤算。
もっともKODOMOにとっては、好みのものが少なくちょっと残念だったようです。それでも、かにの天ぷらや好物のマグロのお刺身などは満足していました。
朝食はビッフェスタイル。
しかも和洋色とりどりのメニューが並んでいて、まさしくどれを食べようか迷うほど。ご飯に味噌汁、焼き魚に生卵、海苔といった旅館の朝食を想像していたので、予想外に楽しめました。さすが、ホテルです。
自分でチョコを付けられるチョコバナナにミニトマトたっぷりのサラダなど、KODOMOは余すところなく堪能していました。

温泉も二カ所が時間制だったので、朝晩二回入ってきました。
朝、雪が降るのを愛でながらの露天風呂で、風情を感じてきました。
銭湯や大浴場の経験はあったけど、露天風呂を初めて知ったKODOMOは当然、おおはしゃぎ。
越後湯沢温泉 旅館“健康美食の宿”
良い宿だった。



そんなこんなで、今は全身が筋肉痛で、iPadより重いものは持てません。

2013年1月6日日曜日

P☆LEAGUE オフィシャルDVD VOL.7 その4 ……決勝戦も盛り沢山

ついに決勝戦。
まずは第1ゲーム、5人チーム戦。
華麗なる左腕、小林あゆみ選手は引き続き強気。
リトル・ファンタジスタ鈴木理沙選手の右腕はいつ見ても素敵。
サイレント・ビューティー名和秋選手のサポーターは痛々しく、心配になる。
ボウリング・アーティスト吉田真由美選手がオープンというのは決勝戦故か?
博多のミラクルファイター松永裕美選手が二フレームともスペアだったのも決勝戦故か?
第1ゲームから10フレ3投目までもつれ込む、大接戦の末、チーム村田の勝利。
見ている方も、力が入った。

第2ゲーム、ダブルス戦。
とっておきのメンバーと言うけれど、東海のファンキーガール鈴木亜季選手は見劣りするなあ。
気迫のボウリング・ジェンヌ姫路麗選手、浪速のダイナミック・ボンバー西村美紀選手のチーム村田が有利だと思うな。
絶対女王、松永選手が出てきているチーム宮本よりも。
なんて思っていたら、勝利はチーム宮本。
ごめんよ、ファンキーガール。

そして決勝戦も第3ゲーム、シングルス戦まで争うことに。
姫路麗vs松永裕美というある意味、頂上対決。
盛り沢山のコンテンツに、涙が出そう。
両選手とも左右で投球ごとにボールを使い分ける渾身のゲーム。
チーム村田は全員でレーンを読み、姫路選手と共に戦っている。
チーム宮本は全てを松永選手に任せ、監督を含めた五人が見守っている。
しかし、全員が希望通りの選手を集めることができたチーム宮本の勝利。

それにしても、決勝戦の第3ゲームは1フレで結果がわかってしまったのは、残念。
CM許すまじ!!
それにしてもパーフェクトを期待する会場の一体感と高揚感が物凄かった。
ルーティーンを解説する声も緊張している。
実況は、当然、大興奮。
二人とも涙を流すことがP★LEAGUEであるとは、思いもよらなかった。

P★トーク。
監督四人は清々しい表情をしている。
遠藤未菜選手は、松永選手の背中にとても頼もしさを感じたって。
ドラフト=野球=宮本監督が熱い。
隣で投げていたら自分がちょっと手を止めて見てしまう選手として、岩見選手を選んだというマギー審司監督。なるほど。
ガダルカナル・タカ監督は、自分で投げていた方がよっぽど楽だとのこと。
名和選手はチーム戦で、手が震えるほど緊張していたのか。
遠藤選手のビンタは、験担ぎだったのか。
ハウスボールは全然曲がらず、パーフェクト出す選手でも130いかないのか。

コントロール・チャレンジのベストセレクションは嬉しいけど、きゅーとなかじまさきはヨケイだな。

P★Leagueオフィシャル・サイト
公式サイト!!




2013年1月5日土曜日

チョコレート展 ……甘い誘惑

特別展「チョコレート展」
甘い誘惑



何故、国立科学博物館でチョコレート展なのか?
そんな素朴な疑問を抱きつつ、観てきました。

身近にあるチョコレート。
嫌いな人よりも好きな人のほうが多いチョコレート。
そんなチョコレートの歴史や製造方法を知ることができる有意義な展覧会でした。

原料がカカオということや生産量トップがコートジボワールだということは知っていましたが、その希少性から王侯貴族だけが味わうことができるものであったり、飲料として愛飲されていたということは、全く知りませんでした。
また、同じカカオが原料だとは知っていたけど、製法の違いを知らなかったチョコレートとココアについても知ることができました。

日本での歴史が各製菓会社の歴史のようになっていたり、ミュージアムショップが販促会になっていたのは、ご愛敬かな。
meijiミルクチョコレートやグリコアーモンドチョコなどなど。不二家のLOOKはほとんど印象に残っていないけど、意外に歴史があってびっくり。

チョコレートで作られた装飾品は、とても素晴らしかったです。
特に会場入口に飾ってあったシロナガスクジラは、国立科学博物館出口にあるものを、そのまま小さくしてあり、お気に入りです。
チョコレート製のシロナガスクジラ
青色の深みは、どうやって表現しているんだろう?
そして、こういった装飾品は鑑賞専用なんでしょうかね?
観賞用と食用では、使える材料に違いがありそうだし。

1/2〜1/6の間は、先着200名にお年玉がもらえるというので、開館時間早々に到着。
めでたく、コインチョコ二枚が入ったお年玉を頂きました。



2013年1月1日火曜日

LIAR GAME ……ファイナルから再生とはいかなかったね

ライアーゲームはコミック第一巻から読んでいたけど、自炊代行をめぐるゴタゴタで遠ざかっていました。
原作は椅子取りゲーム編終了まで読んでいます。
ただの「再生」なら観なかっただろうけど、出演者にまほまほこと野波麻帆が出ているので、私的に必見。
そしてついでだからと、The Final Stageも観ました。
順番としては、再生→ファイナルです。

一押しのまほまほは、安定の演技。
おバカちゃん風の女性を好演。
裏切り者は、案の定、まほまほ。
ツンとメダルは自分のものと言ったかと思えば、デレとやっぱり仲間だったからとメダルを分けるあたり、観ている私はデレデレしっぱなしです。

内容は良くも悪くもテレビシリーズと変わらないライアーゲーム。
再生として、さらに続編というのは難しいでしょうね。

ヒロインとアキヤマとの間に信頼関係がないのが、致命的です。
それとナオと違って、このヒロインは母性を感じられないです。
騙されても、騙されても、人を信じ続ける母性がね。
これは脚本の違いか、役者の違いか。

一転、ファイナルはファイナルらしく重厚感たっぷり。
この辺りは、深夜帯、ゴールデンとテレビドラマでやって来た歴史を感じます。
トリックやトラップを考え出すのがアキヤマで、人を惹きつけるのがナオ。
ここの役割分担があるから勝利できるのであり、今までの敗者はアキヤマに勝とうとするあまり、ナオの存在を軽視してしたのが敗因です。
それを鮮明に描き出していました。

ディーラーの自己紹介がファイナルでは「ディーラーをつとめる○○です」だったのが、再生では「ディーラーをつとめさせていただく○○です」だったことが妙に印象的。
言葉って移り変わるんだなあと。

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