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2012年1月27日金曜日

断捨離のためのたった1つの決断

「の」を二つ使っているのが、気になる所ですが、釣りのタイトル。
断捨離の神髄を全く知らないのですが、字面からとりあえず「捨」てました。

本当は紙書籍は廃棄証明書を発行している業者に依頼し、その証明書をこのブログにさらそうと考えていました。
しかしながら、

盗人

と言われた上に、手切れ金を支払う必要があるのだろうか?
という、疑問に行き着きました。
諸々思考の限りを尽くした結果

手切れ金を支払う必要はない

という結論に至りました。
その為、庶民の味方、ブックオフさんに出張買取を依頼しました。
機械的に売り払っても良かったんだけど、どれくらいの蔵書があったのか纏めてみました。

約700冊

個人的には思い入れのあるものばかりですけど、ブックオフさんは機械的に値付けしてくれます。
もちろん、それは承知の上です。
先日、ブックオフから買取金額の連絡があり、21,790円とのこと。
処分することが目的だったので、値がつけばラッキー、値がつかないものは処分してくださいと伝えていましたので、快諾。
単純平均で

一冊約30円

著作権、著作権と騒ぎ立てているけど、書籍の価値って、そんなもんなんだな。

物理的な占有領域が減ったので、本棚一つが処分できました。
そして、楽天市場で買った本棚ふえるくんの6連結のうち、2連結が手塚治虫漫画文庫、2連結がKAZOKUの漫画、2連結が私のおもちゃ棚になりました。

2012年1月9日月曜日

スキャンは時間と手間とコストがかかる  ‥‥労働単価を考えよう

以前に、スキャン代行業者に依頼をしたことがあると書きましたが、スキャンブースを利用したこともあります。
裁断機とスキャナとパソコンが設置されていて、自分で裁断およびスキャンができるようになっている場所です。

これがなかなか大変です。

まず重量のある紙書籍や紙コミックを、店舗まで運んでいく必要があります。
大きな紙袋に入れていくにしろ、旅行用のキャリーバックを使うにしろ、思いです。
幸い、乗り換えがなく電車一本でいける場所にスキャンブースがあったので良いですが、遠方にある人はかなりの重労働になるでしょう。そもそもスキャンブースそのものがないという所のほうが多いと思います。

やっと店舗についても、裁断およびスキャンを効率よく行うのも重労働です。
スキャンブースでの料金は時間制もしくは従量制(本の重さや厚さ、冊数など)です。
時間制であれば、いかに短時間に多くの紙書籍を電子化できるかという点が重要になります。
たいていのスキャンブースは卓上式裁断機(例えばPLUSのPK-513L)に、パーソナル用ドキュメントスキャナ(例えば富士通のScanSnapS1500)といった設備。
たとえ一冊丸ごと裁断処理できる紙書籍でも、スキャンは数回に分ける必要があります。
つまりスキャンしつつ裁断をして、必要であればテキスト透過処理も行っていきます。
作業自体は単純で初心者でも問題ないのですが、三つの作業をうまく処理していく技術が必要になってきます。

持ち帰りの段取りも必要です。
電子化したデータはUSBメモリやDVD、HDD、オンラインストレージなどで持ち帰ることになります。
この処理時間も考えなければいけません。
メモリなどに書き込むにしろ、オンラインストレージにアップロードするにしろ、電子書籍の量が増えるほど無視できない時間になっていきます。
このあたりは作業用パソコンの処理能力や通信回線に左右されます。
前述の電子化作業にうまく組み込んで行うか、最後にまとめて行う必要があります。

従量制であれば、店舗内の作業を急ぐ必要はないでしょうけれども、のんびりやっているとなかなか作業が終わりません。
単純作業なので、だんだん集中力が低下してきます。
この作業を行っている時間に、もっと生産的なことをしたいなあという思いが頭をよぎります。

電子化作業が終わったら帰るわけですが、再び重い紙書籍を持たなければいけません。
無事帰宅したら、裁断済みの紙書籍を確実に処分することも忘れてはいけません。

自分でやったほうが劇的に安価というならば別だけれども、スキャン代行業者に依頼をするのとあまり価格は変わりません。スキャンの行程を楽しむという方もいるでしょうが、私は違います。
紙書籍をスキャンブースに郵送すれば持ち込みと持ち帰りは楽になりますが、それだとスキャン代行業者に依頼をすればいいということになります。

たくさんの本をまとめてやるほど時間が取れませんし、こまめに通って行うほど安くもないし、こまめに通う時間もない。
この自分でスキャンをしている時間を別のことに割り当てた方が、何倍も有意義です。
つまり、スキャン代行業者に依頼するのが、時間の面でも、手間の面でも、コスト面でも効率が良いということです。

2011年12月28日水曜日

漫画はどれくらい電子化されているのか?  ‥‥想像以上にひどい

手持ちの蔵書を処分する方向に気持ちが傾いているのだけれども、やはりこれまでの人生で収集してきたものを零にするのは、どこか後ろ髪が引かれる。
現在も、連載が続いている作品、これまで新作が発売されれば必ず買っていた作者は特に。
なので、真っ当な方法で電子書籍を購入できるのか、調べてみました。

以後、便宜上、電子書籍のうち活字本を電子書籍、漫画を電子漫画と表記します。

集英社
集英社マンガカプセルというケータイコンテンツはあるものの漫画限定。PCで読めるものはないみたい。
少なくとも、集英社のトップページおよびトップページから1クリックで行けるデジタルというページには記載がない。
多分、やる気ないな。
ZETMAN 桂正和
まあ、そもそも桂正和は名前を連ねている一人なので、どうしようもない。

講談社
講談社コミックプラスというポータルサイトからさらにデジタルコミックストアというサイトに1クリックで移動できます。
ここから電子コミックを読む権利を購入することができます。
ただし、閲覧期間が設定されており、値段は紙漫画よりも安価です。電子化されているから安価なのか、閲覧期間が限定されているから安価なのか、どちらなのか不明です。
漫画喫茶に行くことを思えば、妥当な価格だと考えることもできます。
Q.E.D. -証明終了- 加藤元浩
紙コミック40巻に対して電子漫画は39巻まで。最新刊は電子化されないっぽい。
COPPERION  井上智徳
電子化されていない。
銃夢LastOrder 木城ゆきと
電子化されていない。集英社からの移籍があったから、まだまだ手が回らないのか?
確かデジタル入稿しているので、技術的ハードルは高くないと思う(だからといって期待している訳ではない)。

小学館
ソク読み小学館という電子漫画のポータルサイトがあります。小学館のトップページから1クリックで移動できます。
講談社同様、閲覧期間限定で紙マンガよりも安価。
MOONLIGHT MILE 太田垣康男
しかし紙書籍で販売されているうち、22巻のうち電子化されているのは15巻まで。
15巻が発売されたのだが2007年8月30日なので、小学館の優先度がうかがい知れる。
MOONLIGHT MILEよりもメジャーだと私が思っている医龍はすでに全巻電子化されている。


白泉社
白泉社のトップページから1クリックでいけるのが、モバイル☆PCコミックページという電子漫画の紹介ページ。
ケータイでは読むことができる作品もあるが、PC向けはない。
ガラスの仮面 美内すずえ
有名作品だけあって、作品のサイトまで作られている。
でも電子漫画はない。

ebookjapan
世界最大の品揃えを誇る電子漫画の販売サイト。といっても、上記6作品の販売状況は同じ。
出版社が許可しないと(用意しないと)、取り扱えないという状況のようです。
閲覧期間の制限はありません。価格は紙書籍とほぼ同じ。

2011年12月26日月曜日

買わないと決めた  ‥‥何を? 本を!

逆明文化?
明文化?
もう、うんざり。

こういったスキャン代行業者の問題が大きく取り上げられる前に、すでに自分の持っている漫画や小説を依頼したことがある私。
別に売っていないから盗んだのではなく、紙書籍では保管しきれなくなったので、電子書籍に形を変えただけのこと。
そうはいっても、著作権者にとってはそれも違法、窃盗というのであれば、制度が整うまで待とうと考えていました(保管場所がないので、新規の紙書籍購入を止めれば、何とかなるだろうと言う目論見)。
それでも、大好きな物語を沢山創作してくれいている著作権者から盗人よわばりされたことには、どこか心に重くのしかかりました。

そして今日、私には到底理解できない考えを持っている「先生」を知りました。
紙書籍をこの世界そのものの「所有物」と言っているのです。

作品を作り出すという行為に尊敬をしているからこそ、紙書籍を新刊で買っていた自分。
この後何回読み返すかわからないけど、手放すのが惜しくて収納場所を作ってきた自分。
それでも収納場所がなくなったので、泣く泣く紙書籍として持っておきたいもの、電子書籍に変換せざるを得ないものを選別した自分。
そんな自分が、全てばからしくなりました。

そんな訳で、

電子書籍を許諾しないと明文化している著作権者および出版社の紙書籍は、今後購入しない

ことを決めました。すなわち、読まないと決めました。
明文化していない著作権者や出版社の物は、許可していると何らかの方法で確認できた場合に、買おうと思います(そんな方法あるのかなあ)。
いつもお世話になっているアマゾンさんとも疎遠になるんだろうなあ。

なんかこうなると、今持っている紙書籍も無用に思えてくる。
せっかくこの春に部屋の壁一面全てを本棚にして悦に入っていたけれども‥‥

五列全てに漫画を入れた。

以前に住んでいた自治体では、ゴミ焼却所に自分で持ち込んで焼却炉に捨てることが出来た。これなら著作権を侵害していないと自分で胸を張ることが出来る。
今の自治体ではそういったことが出来るのかなあ?
最善の廃棄方法を調べてみよう。

2011年11月27日日曜日

スティーブ・ジョブズ  ‥‥非凡になれない自分

私が努める会社の社長もそうだが、組織のトップに立つ人、会社を興す人というのは、良くも悪くも変人なのだと思った。
物事は表裏一体なので、一つのもの(現実の物質であれサービスであれ)作り出す執念は「こだわり」と評されることもあれば、非現実的な「わがまま」と評されることもある。
ジョブズ氏は、その繰り返しで会社を興し、商品を作り、サービスを創り出してきた。
それがよくわかる内容の本だった。

自分自身や周囲の人たちで、時に怒り出したり、時に泣きだしたりして、何かをするというのは見たことがないし、聞いたこともない。
実際にそうしているところ見てみたいと思った。

ジョブズ氏が禅に傾倒していることは知っていたが、傾倒という表現が生易しいんじゃないかと思うくらいだということは、意外だった。
Wikipediaで仕入れた知識によると、現在の禅は日本で発展し、世界に広まったんですね。
だから日本の禅を愛したんですね。

伝記を読むのはおそらく小学生以来。
ところどころ首をかしげる翻訳もありましたが、非常に読みやすい内容でした。
本人が病に伏していたとはいえ、生前に完成したものだからなのか、直近の事柄や高校~大学時代の内容が薄いのが残念。
それでも数年後もしくは十数年後に読み返すことでしょう。
その時、Appleがどんな状況になっているのかで、この本の内容の受け取り方もまた変わってくるんだろうと思います。

一番意外だったのが、あの有名な

Stay hungry, stay foolish.

が彼自身の言葉ではなかったこと。
まあ、誰の言葉であれ彼が気に入ったことは、まぎれもない事実なんですけどね。
そして、やっと得心の行く日本語に巡り会いました。

ハングリーであれ。分別くさくなるな。

「バカであれ」は、日本語としてクールじゃないと常々感じていたんですよね。

 

2011年10月10日月曜日

積ん読、読んでく(その四) 10/3-10/10

ああ、お休みも今週いっぱいで終わり。
来週から仕事始まるのだけれども、働けるのだろうか?

漫画
LIAR GAME9〜134回戦予選の感染ゲーム、4回戦本戦のイス取りゲーム。
相変わらず、作者の進行についていくのがやっと。でも、それが楽しい漫画でもあります。
この漫画はゲームの勝敗がついてから、まとめてコミックを買い、まとめて読んでいます。
そうしないと、以前の展開やゲームのルールを忘れてしまうからです。

イティハーサ

I
読んでいてShinkを思い出した。
絵がおどろおどろしいわけでもないのに、言い得ぬ恐怖を感じる。
しかも、これはまだ連載中で、何時完結するのかわからないという。
今後、どのようになっていくのか、楽しみでもあり恐ろしくもある。


いばらの王1〜6(完結)
残り1/3くらいで物語の核が見えましたが、面白かったです。
メドゥーサが実体を作り上げるという点が鍵でしたね。
あと絵柄が好き。

ジョジョの奇妙な冒険第6部 ストーンオーシャン1〜10(完結)
ジョースター家とDIOの因縁の深さを感じさせる。
空条承太郎&スタープラチナ・ザ・ワールドに帰結するのは第3部スターダストクルセイダースの人気ゆえなんだろうなあ。
個人的には第1部ファントムブラッドが一番好きだけれども、このストーンオーシャンはそれに次ぐ内容。
空条徐倫が素敵。



小説
モールス(下)

ヒポクラテスのため息



究極の判断力を身につけるインバスケット思考
クイズゲームのようで楽しかった。
著者が前書きで述べているように、問題集の形式となっている。
問題となる「案件」に対して、自由記述形式の「回答」をつくり、自分の回答と「一番近い選択肢を選ぶ」。その後、解説という流れ。
選択肢を選ばせるのであれば、著者なりの「正解」を示して欲しかった。
もちろん正解が一つでないとは思うのだが、選択肢があればどれか一つは「望ましい」ものがあると思う。



2011年9月16日金曜日

月刊NEO田畑智子  ‥‥しなやかさを感じた




発売日翌日に手元にAmazonから届いたものの、なかなか見る機会がなかった写真集。
普通の写真集でなく、ヌード写真集だから。
ヌードは基本的にいやらしいものなので、やはり見るのは一人の時でないといけないのです。
ちなみに購入したことはKAZOKUに伝えていますよ。

三十歳の節目での写真集。
女性らしいきれいな曲線の数々を楽しむことができました。
そして不思議と、

しなやかさ

を強く感じました。
水をはじく若々しさではなく、水を纏うようなしなやかさです。

インタビューも七頁あり、これまでの半生を知りました。
一度目の転機は、小学生の映画デビュー。
二度目の転機は、今回の写真集。
恋愛のことも書かれていました(週刊誌にスクープされたことありましたっけ?)。
結婚まで考えていた相手がいたとはびっくりです。

インタビュー頁のすぐ次の写真。大きくないんですけど、笑顔がとても素敵です。
そして残り三分の一くらいにある手を舐める仕草の写真が四枚続いています。
いやらしさを感じさせるこの四枚が、一番好きです。

ただ残念なのは、全体に平凡というか抑揚のない写真集だということです。
構成が悪いのか、写真家が悪いのか。
被写体が良いだけに、とても残念。

2011年6月12日日曜日

原発と地震―柏崎刈羽「震度7」の警告  ‥‥人は学ばなければいけない

「3・11」より前、新潟の中越沖地震で柏崎刈羽原発が緊急停止したことの検証する内容の本。
新潟日報での連載、特集をまとめたもの。

読んで愕然としたのは、当時と東京電力が全くと言っていいほど変わっていないこと。
教訓として、警告として、結果的に学ばなかったということだ。
隠蔽体質のせいか、内向き姿勢のせいか。
人間がなかなか変われない故、組織も変われないのだろう。

200頁に印象的な一文がある。
当時、東大大学院教授であった班目春樹氏の言葉だ。

「原子力ムラの人間が変われば問題は解決するのに、ムラの人間は世間が変われば解決すると思っている。大間違いだ」

それなのに、福島第1原発の事故においては、

官邸や文部科学省へ伝えれば良いと考えていた

という。
原子力ムラに取り込まれたということなのだろうか?

2011年6月9日木曜日

新幹線のたび  ‥‥日本縦断を夢見る。

新幹線の北端、新青森から出発して、南端、鹿児島中央到着までの旅を描いた絵本。
といっても旅行記でなく、新幹線沿線の名勝や名所を丁寧に描いています。

今まで宮城県や福岡県で生活したことがあり、現在は東京都に住む私にとって、新幹線は身近な存在です。その為、この三都県近郊の絵にはとても馴染みがあるものばかりです。

実際に乗ったことのある区間は盛岡〜小倉だけですが、九州は全県回ったことがあるので、とても懐かしいです。

2011/6/10の時刻表で調べたところ、新青森を始発の6:30に出て、鹿児島中央に着くのは18:14で、所要時間11時間44分。
新幹線といえども日本縦断をすると時間がかかりますね。
東京駅で線路がつながっていないので無理だけど、北端から南端まで一つの列車でいけたらなあと夢見てしまいます。

2011年6月5日日曜日

偽善エコロジー  ‥‥私の考えは間違いではないようだ。

エコでなくエゴ。
エコロジーじゃなくてエコノミー。

エコという言葉に、私が感じたり思ったりすることは、上の二つに集約される。

本人がエコロジーだと思って行動するのはいいけど、それを周囲の人にまで強制するのはエゴイズム。
エコロジーだと言いながら、その実、経済性(金儲け)。

この本の作者、武田邦彦氏が私と全く同じ考えだというわけではないけど、私の考えに裏付けを与えてくれている。
割り箸は端材を使っていると言っても信じてくれなかった大学時代のあの人に教えてあげたい。


2011年6月3日金曜日

ルポ 若者ホームレス  ‥‥全力で今の幸せを維持することが大切。

多分、どこかの書評で知った本。
タイトル通り、多くの若者ホームレスが登場している(もちろん仮名)。

仮名だけれども、馴染みのある姓名というかたちで書かれていると、真実味、現実感が増して来る。
20〜30代を若者として定義している。
そのうえで現実を伝え、家族との関係、仕事との関係を伝えている。
そしてホームレス脱出の光明を最後に示している。

正直、仕事というものは探せばいくらでも有り、より好みしなければすぐに働けるものだと思っていた。毎週末には新聞に求人広告が入っているし、街のそこここでアルバイト募集をしているからだ。
しかし本書を読んで、それは甘い考えだと知らされた。
自分を保証してくれるもの(保証人であったり、免許証であったり)が無いことには、どうしようもないのだと。
セーフティネットが弱いと言われている日本において、その網から落ちてしまわないようにする事こそが、一番大切なのだろう。

一番印象に残ったのは111頁からの文章。

”ホームレス(homeless)”には、住居がない(houseless)という意味だけでなく、拠り所となる家族(home)がないという意味も含まれている。つまり単純に住居や仕事を得られたとしても、家族(home)がなければ、ホームレス状態に変わりはないのだ。

家族がいる私は幸せだ。
もちろんこの本を読む前から幸せを感じていた。
しかしこの本を読んで、この幸せを維持していくことがとても大切だと思った。
KAZOKUやKODOMOをホームレスにしないために。

残念ながら、他の人を助ける余力は、ない。

2011年5月15日日曜日

改訂 原子力安全の論理  ‥‥表題通りの納得行く内容でした

誰かのブログなのか、新聞の広告なのか。
どうしてこの書を知ったのか覚えていないけれど、図書館で順番が回ってきたので読みました。

この本は、原子力発電に関しての原理や安全性を評価した物ではありません。
安全とは、どういったものか。
安全を評価するとは、どういったことなのか。
安全について、どの様に考えていくのか。
そういった考え方を示してくれる本です。

もちろん読めば誰にでもわかるというものではなく、かと言って科学の知識が必要という事はありません。
必要なのは、たった一つ。

文章を理解する能力

これだけです。





2011年5月5日木曜日

本棚設置  ‥‥念願の書斎へ第一歩

いつか自分の書斎が欲しいと思っています。
広くなくていいので、漫画や本(どちらかというと漫画メイン)を壁一面に並べて、その日の気分で蔵書から一冊(もしくは一シリーズ)を取り出して読む。
最近は全くと言っていいほどしていないけど、創作活動(同人小説を書く事)をするのもいい。

今回の引越しで、その一歩、本棚を設置しました。
漫画が主なので家具屋さんにある本棚はオーバースペックなんです。
奥行きがありすぎるし、棚板が少ないので段数が足りなくなる。
そんな中、最近は通販で良いものを扱っているお店が見つかるものです。

耐震家具専門店JAJAN-Rというお店を発見しました。
まあ、このお店、本棚だけでなくフィギュアラックなどかなりニッチなものを売っています。
ここの商品で、気になったのが天井つっぱり書棚 愛書家横連ラック ふえるくんの二点。
商品名称がアレなのは、ご愛嬌。
設置する部屋の構造と蔵書数を勘案した結果、後者のふえるくんを購入しました。
もちろん、漢は黙って五連結セットです。

個人的に楽天市場というのが気になったのですが、問題なく商品が届きました。
ヨカッタ。

組み立て家具には何度か煮え湯を飲まされたことがあるのですが、これは本棚。
可動部分が無いので安心です。
しかも強度を保つための構造体の部分には、しっかりロックがかかる方式です。
金槌を使うことなく、プラスドライバーだけで組み立てることが出来ます。
楽ちんではないけど、簡単です。

はじめは五連結で足りると思ったんですけど、足りませんでした‥‥
これまで使っていた本棚を引き続き使うことになりました(でも1/3ほどスペースが空きました)。
とりあえずもう一連結追加するスペースがあるので、改めて購入します。

本棚に漫画で埋め尽くされているのは圧巻で、至福です。

興味のある方はflickrの写真をどうぞ。

五列全てに漫画を入れた。


2011年4月2日土曜日

巨大翼竜は飛べたのか  ‥‥現代の探検家の記録は素晴らしい

バイオロギングサイエンス、Bio-Logging Science、動物が記録する科学
に携わる科学者による本書。

直接動物に記録計(データロガーと言われている)を取り付け、そのデータを読み取ることから始まる科学です。
得られるデータは加速度や位地情報など様々で、読み取った結果は、ごく当たり前のことから、とんでも無いものまで、これまた様々だそうです。

そのなかで、この本ではペンギンやウミガメ、アホウドリなどの研究結果から、動物の動きが、体の大きさや形に左右されるというが紹介されていき、その結果表題のような疑問が発せられている。

目次で一目瞭然なのだが、巨大翼竜は飛べないそうです。
少年の心を持った私としては残念な結果だけれども、化石が見つかっているのも事実。まだ人間が発見していない要素があることに期待したいものです。

この結論を裏付けているのが、いろいろな動物の生態を解き明かしてきたバイオロギングサイエンスの手法と筆者の研究結果です。
ペンギンもウミガメもマンボウも経済的に泳ぎ、ヨーロッパヒメウもオオミズナギドリも経済的に飛んでいるんです。
そして自力で飛び上がれない(飛翔性の)鳥は生きて行けないんです。

データロガーを取り付け回収する方法に四苦八苦するなど、生きた動物を相手にしているがゆえの苦労なども面白く紹介されています。
そのなかで、研究のためにどこへでも行く大学院生を「探検家」と称したのには、とても納得しました。

一番面白かったのがコラム「女は強し」だったというのは、秘密。

2011年1月28日金曜日

絶対領域  ‥‥至高の領域

絶対領域が大好きというわけではないけど、数日前TLで何度か流れたので、Amazonで1-Clickしちゃいました。
まあ嫌いじゃないですし、そういったコンセプトの写真集は見ておかないとね。

妄撮という大失敗を経験しているだけに努めて期待をしないよう、軽い気持ちで頁をめくっていったのですが、いやあ、のめりこんで行きました。
えっ? これも絶対領域なの?
そんな風に、定義そのものを疑うような写真もあるのですが、想像(妄想)が広がれば、それでOK!

絶対領域。
この言葉に少しでも反応をする人ならば、買い! です。



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