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2010年3月28日日曜日

記憶の海  ‥‥記録と記憶の違い

ゴーオンイエローこと逢沢りなが出演するというので観たドラマ、記憶の海
予想外に面白かったので、原作をAmazonで1-clickしました。

ドラマは原作をうまく再構成して、30分×4にしていました。
特に第三話から最終話への展開には、とても盛り上がり、そしてその結末に驚かされました。

ドラマから入った私にとって、原作は丁寧(一部、冗長)に書かれています。
各章で中心となっている人物は掘り下げられているのですが、肝心の小野里美の掘り下げが物足りませんでした。
主要人物として、要所要所で描かれているのですが、同じことの繰り返しの印象が強いです。

恋人、広田学に自分の事を思い出して欲しい。

その思いが強いのはわかるのですが、それ以外のことが伝わってこないんですよね。
もう少し学との思い出について描かれていれば、結末の感動が大きくなったと思います。
私はそのあたりが映像で補完されているので、読み終わったあとは安堵のため息です。

記録はできるけど、そこにどのような意味を見出すか?
それが記憶。





それからまだこれからも何度か放送されるようです。

2010年3月26日金曜日

Quick Calendar  ‥‥壁紙変えようぜ

みなさん、iPhoneの壁紙には、どんな画像を使っていますか?
そして、最後に変えたのはいつですか?

気に入った画像をずっと使うのも良いですが、私は毎月変えています。
ついつい変え忘れがちになってしまいがちですが、そういう時はこのアプリ。
Quick Calendar です。

このアプリは好きな画像にカレンダーを重ね、新しい画像を作ってくれます。

Q Calendar 画面例1 Q Calendar 画面例2
カレンダーは「なし〜6ヶ月」の7パターン、配置も1〜3ヶ月では数パターンあります。
好きな画像を選んで、カレンダーの配置を決めて、プレビュー&スクリーンショットで完成です。
Q Calendar 設定画面
カレンダーやシンボルなども、結構細かく設定できます。

ま、正直、壁紙にカレンダーは必須ではないんですけど、何気ないときに便利だと感じる事もあります。
それよりなにより、古いカレンダーを表示しておくのは恥ずかしい。
だから毎月下旬になると、どんな壁紙にしようか考え始めるんですよね。

2010年3月23日火曜日

バターたいやき  ‥‥セレブを感じよう

以前にどこかでたい焼きのサンドイッチのようなものを売っているお店が自由ヶ丘にあると思い出したのが、数日前。
こういった情報の入手経路は主にRSSかTwitterである私(主にというか大半)。
Google readerで検索をしてみたら、やはり有りました。
自由が丘に、たいサンドが味わえる「バターたいやきの何故屋」オープン

何故屋。

バターたいやきの何故屋
お店のWebサイトを見るとなかなかセレブなお値段設定。
自由が丘という立地もあり、これはKODOMOを含めて、家族三人で行くのは難しいと判断。
TUMAはこう言った点では保守派なので、私が行ってみることにしました。

頼んだのは、飲み物+バターたいやき+たいサンドのセットである何故屋セット。飲み物代+500円です。
コーヒーが600円だったので、1100円です。
バターたいやきは「黒あん」、たいサンドは「生ハムとクリームチーズ」です。
メインに味わいたいのはたいサンドですけど、基本も味わいたいという欲張りな私にはぴったりなチョイスだと思いませんか?

バターたいやき「黒あん」、たいサンド「生ハムとクリームチーズ」。

たいサンド「生ハムとクリームチーズ」。
生ハムやクリームチーズの塩味と生地の甘味が、上手くあっています。
温められていない中身とほんのりと温かい生地は、ホットサンドイッチを連想させなくもないです。
生地もとてもやわらかかかったです。

バターたいやき「黒あん」。
たいやきの前にバターとつくように、バターたっぷりの味わいです。
そして表面が黒くこんがりと焼かれていて、表面にまぶされているのは粉末バターで甘味を上品に引き立たせています。
表面はパリパリで、中身はもちもちです。

両方共美味しかったけれでも、コストパフォーマンスは良くないですね。
比較物を置いていないのでわかりづらいですが、両方共小さいです。
セットだからこの大きさではなく、全て大きさです。
残念ながら「もう一度、食べに行こう!」とは思いませんけれども、自由が丘に行ったときに「あっ、そういえば」と未体験の人に紹介する感じならありかな。

やっぱりたい焼きは100円位の甘さこってりのがいいなあ。

2010年3月22日月曜日

ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史  ‥‥My Best ドラえもん!

先日(2010/03/19)、TV放映されたドラえもんスペシャル。
そこで放送された、ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史。

宇宙開拓史は大長編ドラえもんでは、一番好き。
もともとSFや宇宙が好きな上に、人気キャラクターのドラえもん。
子供時代の私のハートをガッチリとつかみました。
それのリメイク(?)。
観ないわけにはいけません。

やっぱり物語がいいですね。
偶然で結びついた宇宙船の扉とのび太の部屋の畳。
必然性がないけど、違和感がない。
チャミーとドラえもんの異種恋愛や、クレムののび太さんへの憧れ(恋心?)。
ロップルとクレム、ドラえもん、のび太の交流に注力されているのが、特にお気に入りです。
もちろん、最後の最後でジャイアンたちが助っ人に来る場面は、この物語では外せません(いや、まあ、ご都合主義だけどさ)。

今回、微妙なのがモリーナ。
無理に入れる必要はないと思うんだけど、ないと単なるリメイクにしかならないし‥‥
難しいところです。
彼女自身の強気なキャラクターは好きですけど。
それに友情物語が開拓物語になってしまっているのも気になります。

でも、登場してくれた雪の花。
宇宙開拓史のエンディングには、これがないとね。


2010年3月9日火曜日

川本真琴  ‥‥今は彼女だけ!

久しぶりの川本真琴のアルバム「音楽の世界へようこそ」。
一枚目しか買っていないから、一体何年ぶりだろう?
私的ラストシングルのFRAGILEが発売されてから、どんな活動を行っていたのか、全く知らなかった(Wikipediaには載っているけど)。

彼女がデビューした当時、まだMDはメジャーではなかったと思う。
少なくともカセットテープから一気に乗り換えるほどには。
そして学生だった私は、発売される度にシングルを購入するほどの金銭的余裕もなかった。
だから、彼女の楽曲はアルバム「川本真琴」に入っているものが全てだった。
当然、iTunesに取り込んでいるものも同じ。

その中での一番はデビュー曲の「愛の才能」。

あの娘にばれずに 彼にもばれずに kissしようよ
明日の一限までには 何度も kissしようよ
愛の才能ないの 今も勉強中よ"SOUL"

このサビの部分の盛り上がりが、なんといっても印象深く、川本真琴に引き込まれた理由です。

そして「川本真琴」収録曲のなかでは「やきそばパン」も外せない。

ひとりぼっちで屋上 やきそばパンを食べたい
ひとりぼっちでやれそう やきそばパンを食べたい


構成されている言葉一つ一つはとても平易。歌詞カードなどで確認をするとそう思う。
でも楽曲として聞くと、正直その速さに付いていけないことがある。
このやきそばパンなどは、特に顕著。
本当に日本語かと思うのだけど、実は日本語。
普段使っている日本語に音程とリズムが加わると、実に彩り豊かになると思いませんか?


何故急に川本真琴かというと、三枚目のアルバム「音楽の世界へようこそ」が発売されたから。
川本真琴と音楽の世界へようこそ、そして後述する「The Complete Singles Collection 1996〜2001」をずっと聞いていたからです。

久しぶりに川本真琴の歌声を聞いて、懐かしいと思いました。
そして楽曲がとても彼女らしいと。
特に気に入ったのが「アイラブユー」。
先にあげた愛の才能、やきそばパンとは打って変わって、スローテンポのバラード調の楽曲。
しかしそれでも川本真琴らしいと感じることが出来る不思議さ。
それゆえにとても気に入りました。


さて、音楽の世界へようこそをAmazonで購入したあと、お薦めされたのが「The Complete Singles Collection 1996〜2001」です。もちろんAmazonにお薦めされたのですよ。
前述の通り、デビュー当時シングルは購入していなかったので、シングルコレクションは願ってもないアイテムです。
即、ポチっと1-Clickです。

そうやって当時のシングルを聞いていると、もう一つお気に入りができました(思い出した?)。
」です。
前奏のチャラランを繰り返す部分、サビの歌詞が良いです。

桜になりたい いっぱい 風の中で いっぱい ひとりぼっちになる練習してるの
深呼吸の途中 できない できない できない できない

桜と風の中で呼吸もままらなくなってしまう自分の映像が浮かんできます。
とたんに今年の桜が楽しみになりました。

まだしばらく川本真琴漬けは続きそうです。

  

2010年3月6日土曜日

プロメテウス・トラップ  ‥‥アクション係は別にいるのに

全六章のこの物語。
第五章のプロメテウス・デバックを読んでいる時には、一冊では終わらないのではないかと思いました。
連載されたものをまとめたと言うことを知っていたので。
それほどまでに盛り上がっていたのですが、最終章プロメテウス・マジックを読んで少々がっかり。
アクション係ではないのに、巻き込まれてアクションをする羽目になるのはわからないでもない。
火事場の馬鹿力という言葉もある。
でも、力技の結末はプロメテウスらしくないと言うのが正直なところです。

第五章まで、自分の役割はハッキング。
天才ハッカーという事をしきりに主張していたプロメテウスらしくないんですよね。

プロメテよりもパンドラのほうが気に入りました。
最初はトラブルメーカー位に思っていたのですが、元天才少年がプロメテに行った事への後悔。
罪滅しのつもりが逆に追い詰めてしまう結果。
この部分で、パンドラの人物像もこの物語一気に良くなりましたね。

不完全燃焼な気もするけど、続編っていうのもなあ。
今のところ、私の一番はTOKYO BLACKOUT
ですね。

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