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2011年9月29日木曜日

映画「セカンドバージン」  ‥‥艶っぽいね鈴木京香さん


公式サイトを観ただけでは、テレビ版との関係がはっきりせず、不安と期待綯い交ぜで観に行きました。
どうやらテレビ版のラスト(もしくは冒頭)で、行が撃たれた時点で分岐する別物語のようです。最終回の最後の最後、どんな風だったか忘れてしまっているんですよねえ。

別途に横たわる行。
ずっとそばにいるるい。
この二人の愛をさまざまな形で表現しています。
正直、どう理解したらいいかわからない部分もありました。
そこは、るいこと鈴木京香さんの艶やかさで補われます(私の場合)。

私たちは死に抗うことはできない。
でも、愛した人を覚えておくことはできる。
それが、死に対するささやかな勝利。

るいさんの言葉なのですが、気に入った部分です。
行も言っていましたが「勝利」というのが、とてもるいさんらしいです。

 

映画「モテキ」  ‥‥ダンスがしびれる


テレビ版の最後は、抽象的というか「これから頑張るぞ」という終わり方だった。原作を知っている身としては、物足りなく感じたものです。
その点、映画版ではちゃんと(?)キスして終わります。
しかも何回もキスしています。ラストシーンだけで。
藤本幸世としては、もう大進歩で、大団円のわけです。


テレビ版は野波麻帆が出演するということで、観ました。
映画版は、Perfumeと森山未來のダンス・コラボレーションを観るためです。
映画館の大画面&大音響でのダンスは迫力がありますね。
この場面のために観に来た甲斐があったというもんです。



2011年9月28日水曜日

天声人語  ‥‥「今を生きる」

 H.G.ウェルズのタイム・マシンは、その結末に不条理さを覚えたものだ。映画は駄作だった。
 過去の「観光旅行」であれば行ってみたい時代は幾つもあるが、自分の人生をやり直したいとは思わない。もう一度繰り返す程、悔いの残る人生ではないし、未来から助言を得たい人生ではない。
 今という時間を精一杯生きているからこそ、だ。

 

2011年9月27日火曜日

天声人語  ‥‥「真円と楕円」

 焦点が二つある楕円とはうまく言ったものだ。平時ならば、焦点が二つ横に並んだ楕円は安定を見せるだろう。しかし、今は焦点(中心)が一つの、しかも真円でなければ上手く回っていかない。
 焦点が縦に二つ並んでは平時でも心もとない。

2011年9月26日月曜日

天声人語  ‥‥「野波麻帆」

 案山子は読めるし書ける。何故なら、その昔「案山子」という映像作品があり、主演が野波麻帆だから。物語はあまり面白くなかったけど‥‥。ちなみに柴咲コウも出演している。
 就職試験の都市伝説では「GNP」を「がんばれ ニッサン パルサー」と答えて受かったとか。経済指標の主役は「GDP」に移り、日産パルサーは消え去った。
 時代の趨勢を感じる。


2011年9月25日日曜日

積ん読、読んでく(そのニ) 9/19-9/25

今週は木〜日曜日と出かけていて、荷物の関係で本を持って行かなかったので、少なめ。

手塚治虫文庫全集
マグマ大使
最初はマグマだったのに、いつの間にかマグマ大使に呼称が変わっている。
そしてマグマ大使が妻子持ちだったとは知らなかった。

鳥人体系
SF叙事詩といった所。各話のタイトルはほとんど理解できないけれども、展開はとても面白かった。
特に赤嘴党の話が気に入った。

ボンバ
物語の陰湿さ、ボンバの迫力。人間の暗部を鮮明に描いている。

MW 1〜2
MWって確か数年前に実写映画化されていたような気がするけど、どんな風にしたんだろう?
そんな風に考える程、同性愛、猟奇といった中身が濃くなおかつ影のある物語だった。
最後の最後、兄が唇をあげてわずかにニヤリと笑う一コマに全てが収束している。

ナスビ女王
表題作のナスビ女王は今イチだったけれども、そよ風さん、ひまわりさんの連作は面白かった。

新世界ルルー
パラレルワールドと巌窟王をあわせた内容だなあと読んでいたら、手塚治虫がまさしくそのように解説していた。正解で何となく嬉しい。

2011年9月21日水曜日

天声人語  ‥‥「三尺玉」

 花火は目と耳の両方で楽しみたい。
 小さい頃、長岡の花火大会を間近で楽しみ機会が一度だけあった。その大きさと体全体で感じる音の波の迫力に感動した。
 また体験したい。

2011年9月20日火曜日

天声人語  ‥‥「違和感」

 行動をしている人々を悪く言うつもりはないが、原発反対運動に違和感を覚える。自分でもその理由がわからず、具体的に「これ」と言えないのがもどかしい。
 原発が危険であること、廃棄物の影響が子々孫々まで続くこと、それらをわかった上で、やはり必要だと考える私。自分も知人も原発事故の影響を直接受けていない為だろうか? 
 思考の日々が続く。

2011年9月19日月曜日

積ん読、読んでく(その一) 9/11-9/18

そんなわけで有給休暇の取得既刊に入っているので、積ん読を読んでいる毎日です。
特に今年に入ってからは、仕事で厳しい環境が続いたので、手塚治虫文庫全集がかなりたまっています。そのため、これらをまず読んでいます。

手塚治虫文庫全集
未来人間カオス1、2
友情と憎しみで始まった物語が、戦争を挟んで、大商人にまで昇華する構成はすごいなあ。
自然にいろいろな宇宙人が出ているのがすごい。
メタモルフォーゼ
一番最初の物語がカフカの変身をベースにしているのが、直球だった。
後半のインセクターの二編が気に入った。
鬼丸大将
元は原作付きだったのが、あれよあれよと言う間にオリジナルになったそうです。
手塚治虫特有の、差別された者の立志伝です。史実等細かいことは気にしないで楽しめます。
ジャングルタロ
初期に書かれた子供向けの作品なので、今の私の好みにはあまり合わず。
空気の底
物語はどれも面白かったが、それよりもシリーズ冒頭の導入文の方が印象的だった。
七色いんこ1〜3
第一話と最終話がつながるのはまるで輪廻転生を思わせる構成。
そして演劇知識の幅広さに感嘆。

KAZE完全版1〜4
未完だったKAZEが完全版として完結していたことを知ったのは、BOOKOFFで一冊105円で売られていたこの四冊を目にして。
しかも完結したのが2004年。
常に追っている作者ではないとはいえ、情弱だよなあ。
正邪、善悪、陰陽。そして、無邪気に灰色。
きっちりと纏められていました。


映画(DVD含む)
ゴーストライター
ピアース・ブロスナンがカッコイイ。

THE LAST MESSAGE 海猿
結果的に一人に頼ることになる組織ってどうなんだろう?
まあ深いこと考えずに楽しめるからいいんだけどね。


転職(リブート)です!!




新卒で入社したのが、ン年前。
いろいろな所でいろいろな仕事をしてきました。
今の自分があるのは、ペーペーの新人を厳しく指導してくれた先輩方、考えを支持してくれた後輩たちのおかげです。
本社で本部長として指揮しているF部長、九州の店舗で頑張っているMさんには、特に感謝しています。

以前から転職サイトを覗いたりしていましたが、ひょんなことから面接を受けることになりました。
履歴書と職務経歴書を作成する為に、社会人の自分としての棚卸をしました。
すると、今の会社をすぐに飛び出す必要はないけれども、他の会社で新しい業務に挑戦するという選択肢もあると真剣に考えるようになりました。

そんな中で、条件や環境がうまく合致した会社があり、挑戦することを決意しました。

既に今の会社での業務は終わっており、たくさん残っていた有給休暇を楽しんでいる所です。なにせ、まるまる二年分です(諸事情で、全部を取れないのが残念)。
毎月買っている手塚治虫文庫全集が今年に入って業務に追われて積ん読になり、それ以外にもなんやかやで漫画や小説が積ん読なので、それらを読む日々を送っています。

10月半ばから新しい会社で、業務開始。
リブートです。

最近読んだ小説の中身とタイトルが気に入ったので、リブートという言葉を借りました。

天声人語  ‥‥「虫の音」

 虫の音は聞いていて心地よいが、姿は見たくない。
 あの風貌と動きは、どうも好きになれないのだ。小さい頃は昆虫採集などしたものだが、いつのまにか苦手になっている。

2011年9月17日土曜日

天声人語  ‥‥「『ありがとう』と伝えよう」

 省エネ、エコの時代、話し言葉を簡略化、短縮化し人間が消費するエネルギー(カロリー)を少なくする‥‥というのはどうだろう?
 私が最も気になるのは「すみません」だ。例えばちょっと離れた所にある書類を渡してもらった時に「すみません」。おそらく「(あなたに手間をかけさせて)すみません)」といったような意図だろう。こういう時は感謝の意を込めて「ありがとう(ございます)」と言いたいし、言って欲しい。

2011年9月16日金曜日

天声人語  ‥‥「新税案」

 どんな税制であれ、すき間を狙って様々なものやサービス等が登場するものだ。ビール→発泡酒→第3のビールが良い例だろう。日本でポテチ税が導入されても、米や小麦を主としたポテチっぽい商品が増加するだろう。
 「健康の為」とタバコ税増税を掲げる厚労相だが、健康の為と言うなら酒税も整理したら良いのではないだろうか? 種類と濃度の二本立てを濃度のみに一本化すればいい。各種の出荷量の統計からうまく税収増につなげられるだろう。
 そんな風になっても、私は好きな酒を今と変わらず呑むけどね。

月刊NEO田畑智子  ‥‥しなやかさを感じた




発売日翌日に手元にAmazonから届いたものの、なかなか見る機会がなかった写真集。
普通の写真集でなく、ヌード写真集だから。
ヌードは基本的にいやらしいものなので、やはり見るのは一人の時でないといけないのです。
ちなみに購入したことはKAZOKUに伝えていますよ。

三十歳の節目での写真集。
女性らしいきれいな曲線の数々を楽しむことができました。
そして不思議と、

しなやかさ

を強く感じました。
水をはじく若々しさではなく、水を纏うようなしなやかさです。

インタビューも七頁あり、これまでの半生を知りました。
一度目の転機は、小学生の映画デビュー。
二度目の転機は、今回の写真集。
恋愛のことも書かれていました(週刊誌にスクープされたことありましたっけ?)。
結婚まで考えていた相手がいたとはびっくりです。

インタビュー頁のすぐ次の写真。大きくないんですけど、笑顔がとても素敵です。
そして残り三分の一くらいにある手を舐める仕草の写真が四枚続いています。
いやらしさを感じさせるこの四枚が、一番好きです。

ただ残念なのは、全体に平凡というか抑揚のない写真集だということです。
構成が悪いのか、写真家が悪いのか。
被写体が良いだけに、とても残念。

2011年9月15日木曜日

天声人語  ‥‥「お手盛り許すまじ」

 そもそもボーナスって業績に応じて出されるものでしょ。公益の名の下、救われている民間企業では零になって然るべき。火力発電の為の燃料費増加はわかるが、現状で利潤を得ようというのは、考えを疑わざるを得ない。
 人件費=コストという考え方には反対であるが、公害を招いた企業であることを、もっと自覚するべきだ。

2011年9月14日水曜日

ゴーストライター  ‥‥ゴーストにも命がある

ピアース・ブロスナンが出ているからというだけで、観に行ったゴーストライター
予想外に、面白かったです。

ゴーストライター、つまり元大統領の自伝を本人の口伝を文章し、本の体裁にする人が主人公です。
作家でも、記者でもないのに、前任者の死に疑念を抱いてしまったのが、物語の始まりと言っても過言ではありません。
ゴーストライターであるユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービですな)は、丹念に仕事をしていたのですが、余計な好奇心はまさに、命取りですね。

謎解きそのものを楽しむ映画ではありませんが、その過程はサスペンスたっぷりで楽しめます。そして、

真相を知っても、口をつぐむ勇気を持つことが大切です。

謎解きにカーナビの履歴を使うのは、私にとっては初めての手法だったので、驚きました。
カーナビのとおりに運転して目的地にたどり着くのは、なかなかスリリングでした。
カーナビ使ったことないんだけど、目的地って確認できないの?
目的地が私邸だから、確認してもわからないか。
現地でもポストに届いた郵便物で、誰の家か確認していたもんな。

他には、米国人は英国人を一目で見分けられたり、授業中かのようにスピーチ中にメモを回したり、といった所がツボでした。

私にとって、ピアース・ブロスナンはジェームス・ボンドなので英国人。
秘密諜報員が首相になってしまったといったところです。
妙に感慨深いものです。

2011年9月9日金曜日

天声人語  ‥‥「勘違いをしているのではないだろうか?」

 復興の為ならば増税も仕方がない。そんな風に考える人が多いことは確かだ。しかし「 無駄をはぶいた後で」という前提条件がついていることを、政治家は理解しているのだろうか?
 閣僚の一人が言ったように(撤回したようだが)、被災地は正しく「死のまち」なのだろう。今やるべきことは復興の歩みを進めて行くことだ。被災者の身上を慮らない発言ではあるが、言葉尻をとらえて歩みを止めてはいけない。

2011年9月8日木曜日

リブート!  ‥‥読後がとても爽やかな一冊


予想外の内容だった。
大人の青春小説と言おうか、職業小説と言おうか。
著者が、金融機関でシステムエンジニアをしていた事を思い出した。

これまでの作品の傾向もあって「何時、敵が出るか?」なんてことを思いながら読み進めていて、途中で「そうではない」ことに気がつきました。
それが92頁。
早いのか? 遅いのか?

ある程度の規模のチームをまとめて業務を行うのは、どんな仕事でも共通していると思う。
そしてチームのメンバーは十人十色。
この物語のように万事が上手く行く事は少ない。
だからこそ、やりがいがあり、達成感を得られる。
その部分を上手く物語に取り込み、表現している。

もちろん、責任と権限のバランスが担保されてこそのリーダーだが。

天声人語  ‥‥「誠実」

 誠実に速やかな情報開示が大切だと思う。
 コップ半分の水を「もう」ととるか「まだ」ととるか。それは各個人が判断すれば良い。
 情報を操作しようとしたり、遅らせたりする事。
 それが、風評の元となる。

2011年9月6日火曜日

天声人語  ‥‥「想定外」

 こうも想定外の事が生じると、人間の想定できる事って、驚く程小さく狭いんだなあと感じる。だからといって絶望してばかりいられない。本当に想定できる事を増やしていくよう努めていかねばならない。

 地異(ちい):地震・噴火・洪水など、地上に起きる異変。地変。
 天変(てんぺん):天に起こる異変。日食・月食・雷・突風など。

2011年9月5日月曜日

天声人語  ‥‥「どじょう」

 どじょうに期待していないが、そろそろなんとかして欲しいという思いもある。
 政権交代で民衆等は自民党のようなことをやり、自民党は民主党のようなことをやっている。政党の構成員ではなく与野党という立場が行動基準の第一位になるのだろうか?
 そうであれば、政治家という専門職は不要だ。

2011年9月4日日曜日

天声人語  ‥‥「節電の夏」

 節電、節電と連呼された夏だったが、我が家は例年と変わらない夏をすごした。もともと日中はクーラーを使わず扇風機。だらだら汗をかいて夕食後、シャワーorお風呂。その後にクーラーの出番となる。ちなみに冬でも同じようなもの。

SLOE GINが美味しい。


SLOE GIN
Originally uploaded by ginfizzflickr

ディスカウントでもチェーンでもない、近所の酒屋さん。
この酒屋、メジャーなブランドだけでなく、マイナーなもの置いている。
この「マイナー」というのは私がマイナーだと知っていると言う事はなく、ある意味、怪しいものという事。
試飲して仕入れたのか、不人気なものを格安で仕入れたのか、750mL瓶500円で売っている。入り口近くで「格安コーナー。1000〜3000円のものが500円」と大々的(?)にやっている。
私はこのコーナーのお酒を色々買っては、失敗と成功を繰り返している。
特にワインは格差が激しいので、iPhoneで写真を撮って、○×を記録している(ラベルだけじゃ覚えられないんです)。

2011年9月2日金曜日

天声人語  ‥‥「自ら考える力」

 自ら考える力を身につけるのは、早ければ早い程良いだろう。
 もちろん最初は教えられる事が多い。教えられた事をもとに考えたり、新しい事を考えだしていく事が出来るか? この能力が社会では大きな分かれ目になる。
 出来る人程、自分の好きなように生きていけるだろう。

2011年9月1日木曜日

天声人語  ‥‥「良作」

 365日前後しか続かない駄作短編は不要。短編でも中編でも長編でもいいから、中身のある良作が欲しい。名作でなくてもよいから。
 「小沢氏的なもの」以上に「相田みつを的なもの」に嫌気のある私。


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