Analytics Flickr-Exif

2015年1月18日日曜日

ワンス・アポン・ア・タイム 第2シーズン 第6話「ドリームキャッチャー Tallahassee」

フック船長は海賊らしい判断だね。
目的を果たすことができれば、敵も味方も関係ない、といったところなのかな。
力強いエマだけど、魔法の森のルールを知らないのがハンデになっている。
あと、弓矢を装備したメアリーは、なんとも言えないかっこよさがある。

ニールとエマ、車泥棒の二人。
ボニーとクラウドを彷彿させるけど、悲劇の前にお別れか。
眼鏡のエマちゃん、可愛い。

オーロラは今後の伏線?
上手い言い訳だが、次から遠慮しなくていいんだぞ。

2015年1月10日土曜日

ワンス・アポン・ア・タイム 第2シーズン 第4〜5話

第4話「ワニと呼ばれた男 The Crocodile」


先日の「We are both!」宣言以来、チャーミングの素因が強くなり、とても格好よくなってきているデヴィッドさん。
今回もルンペルシュティルツキンの質問に、

恋のアドバイスがほしいのか?

相変わらずの反応をしつつも、

口先の真実と心からの正直さは全く違う。

とチャーミングの凛々しさを示しています。
今後更にデヴィッドとチャーミングが統合され行くことで、正真正銘の「王子さま」になるんでしょうね。

でも、今回の主役はルンペルシュティルツキン!
第1シーズンの時から、吹き替えの家中宏さんの好演が光ります。

家中宏 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/家中宏

ちょっと気になって原語音声にしたら、やっぱり声のトーンが数段切り替わっている。
やはりそういうキャラクターなんだと再認識。
息子を失ったことは第1シーズンで描かれていましたけれども、(敢えてかたまたまか)妻に関しては言及されていませんでした。
それが、ここにきてまさかの登場。
しかも彼を捨てて海の男についていくことを選択するとは。
これでは、ルンペルシュティルツキンも自分の無力を痛感するし、ベルファイア(TOYOTAのミニバンじゃないよ)をこよなく愛することになるのは当然だなあ。

第1シーズンでは気まぐれな悪役という側面が強かったけれども、第2シーズンでは人間の側面を描くようになっていますね。

臆病者の埋め合わせに魔法を集めた

という吐露に如実に表れていると感じます。


第5話「ホエールの正体 The Doctor」


ホエールって誰だっけ?

とタイトルを見て考えていたら、本人登場。

あの医師か!

ストーリーブルックの住人は魔法の森の住人なので、「もう一つの自分」もっていて当然。
それがフランケンシュタイン博士とはね。
もう、想像通りの博士っぷりがホエール氏の新たな魅力を引き出していますね。

でも主役はルンペルシュティルツキンとレジーナがあくまでも主役。

魔法をやめるのは、始めるよりも難しい。
魔法とは力だ
力を使う覚悟がなきゃ何も身に付かない

ルンペルシュティルツキン自身の言葉ですが、彼自身が魔法に依存しているのを鮮明に浮き上がらせています。
ルンペルシュティルツキンとレジーナの師弟関係、ルンペルシュティルツキンとフランケンシュタイン博士との取引関係。
それらが生み出した、ストーリーブルックで再度起こったレジーナとダニエルの別れ。

魔法を使わないという誓いを破ってしまったレジーナ。
その後悔を癒すのはジミニー・クリケットことアーチー。
セラピーの重要性を物語っていますね。
そして、真実の愛は誰にでも平等なのだと。

物語には関係ないけれども……

マッドハッターの容姿、立ち居振舞いがかっこいい。

2015年1月6日火曜日

ワンス・アポン・ア・タイム 第2シーズン 第2〜3話

第2話「街の境界線 We Are Both」


第2シーズンに入ってからもグダグダ続きのデヴィッド。
何をやりたいのか/やりたくないのか?
本当にチャーミング王子なのか/ただのデヴィッドなのか?
そんな風に思っていたのですが、ストーリーブルックの外に出ると魔法の森の記憶を失ってしまうと知りながらも、街から逃げ出そうとする人々を押し止める場面はかっこよかったです。

魔法の森での自分とストーリーブルックでの自分、
両方で僕らだ!

一段高いところからの、この一言にはしびれました。

一方で悪い女王ことレジーナにも心境の変化が。

好きだからって強く抱き締めすぎると愛されないってこと

を思い出したようで、一度ヘンリーをデヴィッドの元へ帰します。
白雪姫&チャーミングに対する罠なのか?
それとも別の伏線?
気になる展開です。


第3話「湖の淑女 Lady of the Lake」


第1シーズンで消え去ったと思ったコーラが、まさかの再登場。
別の世界に飛ばされたと思ったけれども、結局同じ世界だったようですね。
レジーナ&エマの共闘となるのか?

復讐と正義を間違えると危険です。

ムーランの含蓄ある言葉を理解できなかったオーロラ姫のせいで一悶着。

もしかしたらヘンリーには、数ある鍵のなかから正しい鍵を選び出す力、があるんじゃないかってくらい成功率が高い気がする。

わずか一口しかない呪いを打ち破る力のある湖の水。
白雪姫に迫られる究極の選択。

親の命をとるか? 将来の子供の命をとるか?

前者を選んだ彼女でしたが、親の強い意志と仲間の機転により後者の結果となりました。
強い意志、強い信念というものは、自分の望んだ未来を得るものなのですね。

2015年1月4日日曜日

フライト  ……お酒と煙草はほどほどに。ダメ、ドラッグ。

デンゼル・ワシントンの航空サスペンス。
緊急着陸を成功せさたパイロットは英雄なのか否か。
何かを劇場で観たときの予告編以来、気になっていたのを録画していたのをやっと視聴。

色々な意味で裏切られたというか、日本での宣伝がそもそもミスリーディング。
サスペンスでもなんでもなく、パイロット(デンゼル・ワシントン)のアルコール依存&ドラッグへの戦いを描いたヒューマンドラマ。
そして、英雄か否かと問われている部分は物語の中でしっかりと事実が描かれており、それをどうとらえるかという部分が主題。

パイロットは離婚しているし、寝不足で勤務する羽目になったときはコカインをキメて望んでいるし、フライト中も酒を飲んでいる(オレンジジュースにウオッカを混ぜたものがお気に入りらしい)。
激務でもそうでなくても、業務がルーチンになると他人の命に鈍感になるのかもしれません。
その戒めとなる物語と見ることもできます。

フライト直後の乱気流への突入、そして乱気流の雲を抜けた上空での拍手に、どんな意味付けがあるのだろうと不思議だったのですが、奇行の一面を表現していたのでしょう。
事故後、病院で療養しているにもかかわらず煙草を吸える場所を求め、点滴しながらも煙草を吸う人と一緒になるのはニコチン依存の側面を表しているのでしょうか(ちなみに病院の敷地内は禁煙で、その周辺の歩道で点滴を携えながら喫煙するのは日本でも日常茶飯事)。
自動車での違反もアルコールの血中濃度が0.08の所をフライト中で0.24と3倍というのは、とてもひどいですね。
バドワイザー持ちながら車の運転する姿が、なんでもないように錯覚してしまいます。

日常生活の再考を促す思わぬ良作に感謝。




Zenback