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2011年5月31日火曜日

天声人語 ‥‥「家族」

天声人語

このところ家にいるのがつらく感じることがある。
KODOMOが大声ではしゃいだり、歌ったりするのがうっとうしい。KAZOKUが脈絡もなくKODOMOを注意、しかるのがうっとうしい(彼女としては筋が通っているのだろうけど)。
自分が過敏になっている時期なだけなのかも知れないけど、気になる。
せめてこのイライラを不条理にぶつけないようにしよう。

2011年5月30日月曜日

天声人語  ‥‥「情報発信」

天声人語

予知と予測の違いやマクロとミクロの視点、部分最適と全体最適などについて、私見を述べようと思って読みすすめていた。ところが最後の二文で全て吹きとんでしまった。
さすが天声人語を毎日まかされている書き手だ。
とても上手くまとめられている。皮肉を込めて。

2011年5月29日日曜日

麒麟の翼  ‥‥正しいことをやっていきたい。

有名な(?)加賀恭一郎シリーズの最新作。
といっても加賀恭一郎というキャラクターに、特別な愛着があるわけではないので、いつもの東野圭吾作品として楽しめた。

地道にコツコツと手がかりを集めていく加賀の姿勢は、見習なわなくてはいけませんね。
そして他の刑事たちが「スジ」を書いているのに対して、それを鵜呑みにしないのは、刑事の本来あるべき姿なのでしょう。

物語の半ばあたりから、犯人が八島ではないのかもしれないという流れになってからの加速感は、読んでいて気持ちがいいですね。
それまで散りばめられてきたヒントが見事に集約し、とても頷ける結末となります。

「生徒さんたちが正しく公式を覚えられるよう、指導してやってください」

加賀のこの言葉がとても気に入りました。



天声人語  ‥‥「梅雨」

天声人語

梅雨という季節、私は意外と好きである。外に出ない丁度良い言い訳になるというだけでなく、雨を眺めているのが好きだからだ。
もっとも今は雨が降っているからとお仕事を休むわけにはいかず、また、スーツは簡単に洗濯できないので、やっかいなことの方が多い。
初夏(はつなつ):夏のはじめ。しょか。
五風十雨(ごふうじゅうう):気候が順調なこと。また、天下が穏やかに治まっていること。

2011年5月28日土曜日

天声人語  ‥‥「三大遺産事業」

天声人語

一番良く知られているのが、自然や建物が中心の世界遺産(the world heritage)。伝統芸能などを扱う無形文化遺産(intangible caltural heritage)も聞いたことがある。日本では前者は法隆寺や姫路城、後者は能楽や歌舞伎などがある。
世界記憶遺産(memory of the World)というのは、今回初めて知った。歴史上重要な文書や絵、音楽、フィルムなどを後世に伝えるのが目的とのこと。日本では今回の「労働絵巻」が初めて唯一。

2011年5月27日金曜日

天声人語  ‥‥「智恵」

天声人語

説教って、相手に智恵があってはじめて成立するのだと思う。
智恵のないちんぴらに物の道理を説いても意味がない。だから、子供にはまず決まりを無条件に覚えさせることからはじめるんだと思う。そして知恵がついたら、決まりの意味を教える。
いくら言ってもわからない人は、どこにでもいる。

空しい(むなしい。虚しいとも書く)

2011年5月26日木曜日

天声人語  ……「梅干し」

天声人語

塩の保存食といえば、個人的には梅干しだ。体によくないといわれても、しょっぱい、すっぱい梅干しが好み。
ところがKAZOKUははちみつ入りの甘い梅干しを好む。必然的にKODOMOも同じ好みになる。
塩分ひかえめ、でも、しょっぱい、すっぱい梅干しがないものか。

2011年5月25日水曜日

天声人語  ……「張れない」

天声人語

競馬に競輪、競艇、オートレース。どれもやったことがない。ゲーセンのメダルゲームで少しやったことがある程度。あっという間にメダルを失うだけ。
totoやLOTOに手を出したこともなく、〜ジャンボを10枚買ったことがあるくらいだ。それも、もう何年も前にやめてしまった。
「夢」に投資するのではなく、美味しいお酒などの現物に使うようにしたのだ。結局、一度も勝ちはない。

2011年5月24日火曜日

天声人語  ‥‥「行為と地位」

天声人語

ある地位に就くにはまだ早いと思われた人物でも、地位に就くと相応の能力が備わり、ふさわしい行為を取るようになるものだと思う。
やはり、彼は愚者なのだろう。

2011年5月23日月曜日

天声人語  ‥‥「最悪」

天声人語

私たちが普段使う「サイアク」は、真の意味で「最悪」でない事がほとんどだろう。デートの待ち合わせに遅れてこられては、サイアクだけど最悪ではない。
福島第一原発もサイアクではあるが、最悪ではないのだろう。今の状態よりも悪化する可能性があるのだから。しかし東電の対応は最悪であろう。
今後の補償と電力供給の二つをひとつの組織として行えるとは到底思えない。

2011年5月21日土曜日

天声人語  ‥‥「応援が嫌いだった」

天声人語

文系ヒキコモリ系の私は高校野球といえば、学校行事として無理矢理応援にかり出された記憶しかない。もっとも高校野球だけでなく高校総体全般だけど。
実力の拮抗した両者、少し格上の相手。そんな時、応援の果たす役割はとても大きい。サッカーA代表の試合などを見れば明らかだ。
しかし我が母校は弱小校。2桁とられるのもあたりまえだった。
そんな夏の思い出。

2011年5月20日金曜日

天声人語  ‥‥「生きている」

天声人語

私自身は3/11、帰宅難民となった。帰ろうとすると路頭に迷うと判断し、職場に泊まることを早々に決めた。この時点では、東北地方の被害を知らなかったこともあり、合宿気分で楽しかった。
それでも家族が心配で翌日はできるだけ早く家につこうと奮闘し、家についた時はとても安心したものだ。KAZOKUとKODOMOの元気な笑顔を見た時の気持ちは表現しがたい。
ヒトは一人では生きられない。

2011年5月19日木曜日

天声人語  ‥‥「俳優とは知らなかった」

天声人語

私はアタック25の司会者、そして最近何度か観たことのあるワーズワースへようこそと言う番組の印象が強い。このワーズワースは日本語の誤用を正す番組で、児玉氏は孫の誤用を正すおじいちゃんの役だった。読書家である氏の側面が活きていたのだろう。
俳優としては、ニュースキャスター役を唯一覚えている。ニュース原稿をエンターテインメントとして伝える若手キャスターに対して、中継場面から情報を読み取るキャスターとして、とあるニュース番組の危機を救ったというエピソード。
何のドラマだっただろうか? もう一度観てみたくなった。

2011年5月18日水曜日

天声人語  ‥‥「BJもしくはDr.キリコに登場願おう」

天声人語

なぜ、原子炉を擬人化しているのか意図をはかりかねる。
があえてそれにそるならば、ブラックジャックに法外な手術料をよいしてらどうだうか? 彼の気が向いたら、タダにしてもらえるかもしれない。
もしくは、Dr.キリコでもよい。手際よく安楽をしてくれるだろう。
「孝行息子」が悪さをしたのではない。ちょっと体調を崩して熱が高いだけのことだ。誰にでもあること。
でも保護者が熱に気がつかなかったか、放置していたことが、問題なのだ。

2011年5月17日火曜日

天声人語  ‥‥「犯罪の品格」

 天声人語 2011/05/17


  確かに犯罪に上品も下品もない。しかし、怪盗紳士アルセーヌ・ルパンや義賊石川五右衛門にかっこよさを感じてしまうのはふき、不謹慎だろうか? 現代の現実では、犯罪は犯罪である。
この警備会社は過去にも大金を盗まれているのに、会社は存続している。何故だろうか? 自作自演を考えるのは、素人の稚拙な推理だろう。
2011/05/05の天声人語にあるが、会社は「までい」に業務を行っていたのだろうか?

2011年5月15日日曜日

改訂 原子力安全の論理  ‥‥表題通りの納得行く内容でした

誰かのブログなのか、新聞の広告なのか。
どうしてこの書を知ったのか覚えていないけれど、図書館で順番が回ってきたので読みました。

この本は、原子力発電に関しての原理や安全性を評価した物ではありません。
安全とは、どういったものか。
安全を評価するとは、どういったことなのか。
安全について、どの様に考えていくのか。
そういった考え方を示してくれる本です。

もちろん読めば誰にでもわかるというものではなく、かと言って科学の知識が必要という事はありません。
必要なのは、たった一つ。

文章を理解する能力

これだけです。





2011年5月14日土曜日

星を追う子ども  ‥‥若き日の熱い心を思い出す


星を追う子ども
Originally uploaded by ginfizzflickr


私でも名前を知っている監督、新海誠。
アニメ好きな私ですが、なぜかこれまで作品を見る機会にめぐりあいませんでした。

事前情報は、新海誠監督は凄いらしいということと、公式サイトにあった下記のストーリーのみ。

ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。
その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから
来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、
少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会い
たい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、
妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。
そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想
いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。

観終えて、得したなあと思える映画でした。
そして、なんか清々しいというか、爽やかな印象の残る作品です。

正直、途中、アスナがなぜアガルタに行くのか、動機がつかめませんでした。
公式サイトには「もう一度あの人に会いたい」と書いてあるのですが、物語中ではそんなに強い思いを感じられなかったのです。
ストックホルム症候群みたいなものになっただけなのではないだろうかと思えるほどでした。
しかし旅を続けていっての終盤、その疑問の答えがしっかりと用意されていました。

寂しかったから。

自分の寂しさゆえモリサキに置いて行かれるのを嫌い、自分の寂しさゆえシュンと瓜二つ(の弟である)シンに置いて行かれるのを嫌った。
自分の寂しさゆえモリサキとシンの存在を頼りにした。
そしてモリサキとシンの存在があるゆえ、帰りつくことができた。

三人の絆が強く描かれる場面はないのですが、それぞれさりげなく表現されているのが感心します。

私としてはモリサキの心情に深く共感しました。
愛している人の側に、十分な時間、いることが出来なかった。
自分のいない場所で、生きを引きとってしまった。

多分、モリサキは妻を生き返らせて、一緒に生きていきたかった訳ではないのだと思う。
短い時間でもいいから、もう一度一緒に時間を過ごし、見送ってやりたかったのではないでしょうか?
私は、そんな風に読み取りました。




2011年5月5日木曜日

本棚設置  ‥‥念願の書斎へ第一歩

いつか自分の書斎が欲しいと思っています。
広くなくていいので、漫画や本(どちらかというと漫画メイン)を壁一面に並べて、その日の気分で蔵書から一冊(もしくは一シリーズ)を取り出して読む。
最近は全くと言っていいほどしていないけど、創作活動(同人小説を書く事)をするのもいい。

今回の引越しで、その一歩、本棚を設置しました。
漫画が主なので家具屋さんにある本棚はオーバースペックなんです。
奥行きがありすぎるし、棚板が少ないので段数が足りなくなる。
そんな中、最近は通販で良いものを扱っているお店が見つかるものです。

耐震家具専門店JAJAN-Rというお店を発見しました。
まあ、このお店、本棚だけでなくフィギュアラックなどかなりニッチなものを売っています。
ここの商品で、気になったのが天井つっぱり書棚 愛書家横連ラック ふえるくんの二点。
商品名称がアレなのは、ご愛嬌。
設置する部屋の構造と蔵書数を勘案した結果、後者のふえるくんを購入しました。
もちろん、漢は黙って五連結セットです。

個人的に楽天市場というのが気になったのですが、問題なく商品が届きました。
ヨカッタ。

組み立て家具には何度か煮え湯を飲まされたことがあるのですが、これは本棚。
可動部分が無いので安心です。
しかも強度を保つための構造体の部分には、しっかりロックがかかる方式です。
金槌を使うことなく、プラスドライバーだけで組み立てることが出来ます。
楽ちんではないけど、簡単です。

はじめは五連結で足りると思ったんですけど、足りませんでした‥‥
これまで使っていた本棚を引き続き使うことになりました(でも1/3ほどスペースが空きました)。
とりあえずもう一連結追加するスペースがあるので、改めて購入します。

本棚に漫画で埋め尽くされているのは圧巻で、至福です。

興味のある方はflickrの写真をどうぞ。

五列全てに漫画を入れた。


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