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2013年11月26日火曜日

清須会議 ……なにかすっきりしない

三谷幸喜が関わった作品は好きなものが多いし、鈴木京香さんがでているし、清須会議を観てきました。
今回の予備知識は、Wikipediaの

織田氏の継嗣問題及び領地再分配に関する会議である。

という部分だけ(それ以上は読んでいない……)。

配役の妙、演出の巧みさ、展開の間など随所に、原作と脚本と監督を兼ねた三谷幸喜らしい作品であることは間違いないです。
要所要所で笑ったり感心したりを繰り返したのですが、他の作品ほど楽しめませんでした。
これは自分でも意外でした。
スタッフロールが終わった時に「ふう、終わった」というのが正直な感想でした。

原因となりそうな事は、色々思いつきます。
・清須会議という題材にそもそも興味がない
・秀吉の勝利というオチがわかっている
・美点がわからない大泉洋が主人公
・お気に入りの鈴木京香さんのお歯黒
でも、どれも決定的ではないんですよねえ。
まあ、考えてもしょうがないか。

中谷美紀の演技力は、毎度のことながらため息が出るほど素晴らしいね。存在感が桁違いです。
世間ほどゴーリキーに興味はないんだけれども、今回はまわりの人達と文字通り役者不足ですね。特に中谷美紀とのシーンでは、見ていて可哀想だった。

2013年11月13日水曜日

キャリー ……クロエ可愛い

スティーブン・キングのデビュー作ということで、今迄一冊も読んだことがないということもあり、予備知識ということで読んでおきました。
また、最初の映画版も観ました。
ある意味、準備万端でこの映画に挑みました。


キャリー - オフィシャルサイト
クロエ、クロエ、クロエ!




クロエ、可愛い。

この一言につきます。
クロエが洒落っ気のない地味な服を着て、猫背になって、うまく「いじめられる」キャリーになっていました。素の良さを上手く殺しています。
だからこそ、プロムでの華やかさ、美しさには目を見張ります。
キャリーの嬉しそうな仕草、笑顔には、私もつられて笑顔になっていました。
もちろん、その後の展開を知っているので、内心は複雑だったんですけどね。
お祈りの部屋(お仕置き部屋)の扉に、キャリーがテレキネシスで作った大きな裂け目が、伏線になっているとは思いませんでした。
しかもホラーらしい使われ方だったので、怖さ倍増でした。

おいつめると 人の心は、こわれる

その通りです。
ある時、何の予兆もなく、突然にこわれます。
こわれ方も様々です。
皆さん、お互いに気をつけましょう。
ここからは、新旧を比較しての雑感。
旧版のキャリーは、個人的に美点を見出せなかったので、プロムの場面でも美しいとは思えなかったんですよね。その点、Chloe Grace Moretzは可愛い。
あとスーとクリス。旧版では二人とも美人だったんだけど、新版ではスーの一人勝ち。いくらスーが生き残る方だとは言え、スーに華がありすぎます。
映像技術や時代の違いだろうけれども、新版では物語終盤の破壊を派手に描いていて、映像を楽しめた。
原作を新たにに映画化するものだとばっかり思っていたら、旧版のリメイクだった。

原作を読んでいなくても、旧版をみていなくても、十分楽しめる内容の映画です。
クロエ、可愛いし。





そうそう、キャリー、一つ間違っている。
胸は全ての女性にあるけれども、谷間は全ての女性にあるわけじゃないんだよ。

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