逆明文化?
明文化?
もう、うんざり。
こういったスキャン代行業者の問題が大きく取り上げられる前に、すでに自分の持っている漫画や小説を依頼したことがある私。
別に売っていないから盗んだのではなく、紙書籍では保管しきれなくなったので、電子書籍に形を変えただけのこと。
そうはいっても、著作権者にとってはそれも違法、窃盗というのであれば、制度が整うまで待とうと考えていました(保管場所がないので、新規の紙書籍購入を止めれば、何とかなるだろうと言う目論見)。
それでも、大好きな物語を沢山創作してくれいている著作権者から盗人よわばりされたことには、どこか心に重くのしかかりました。
そして今日、私には到底理解できない考えを持っている「先生」を知りました。
紙書籍をこの世界そのものの「所有物」と言っているのです。
作品を作り出すという行為に尊敬をしているからこそ、紙書籍を新刊で買っていた自分。
この後何回読み返すかわからないけど、手放すのが惜しくて収納場所を作ってきた自分。
それでも収納場所がなくなったので、泣く泣く紙書籍として持っておきたいもの、電子書籍に変換せざるを得ないものを選別した自分。
そんな自分が、全てばからしくなりました。
そんな訳で、
電子書籍を許諾しないと明文化している著作権者および出版社の紙書籍は、今後購入しない
ことを決めました。すなわち、読まないと決めました。
明文化していない著作権者や出版社の物は、許可していると何らかの方法で確認できた場合に、買おうと思います(そんな方法あるのかなあ)。
いつもお世話になっているアマゾンさんとも疎遠になるんだろうなあ。
なんかこうなると、今持っている紙書籍も無用に思えてくる。
せっかくこの春に部屋の壁一面全てを本棚にして悦に入っていたけれども‥‥
以前に住んでいた自治体では、ゴミ焼却所に自分で持ち込んで焼却炉に捨てることが出来た。これなら著作権を侵害していないと自分で胸を張ることが出来る。
今の自治体ではそういったことが出来るのかなあ?
最善の廃棄方法を調べてみよう。
蛇足
紙書籍をスキャンして電子書籍としたものは、PCやスマートフォンでは、読み難いことこの上ないです。
それでも、漫画は画面の大きなPCであれば、読めないことないです(反面、販売されている電子漫画でも読みやすさは変わらない)。
ただ小説はダメ。
紙書籍に最適化された体裁は、どうやっても電子書籍では読み難い。
素のテキストファイルかちゃんとした電子書籍フォーマットでないと、小説は読めないです。
メールマガジンのバックナンバーをePubにしてくれているところがあるんですけれども、これだと画面の小さなスマートフォンでも読みやすいです。
参考サイト
404 Blog Not Found:「本は、購入した人の所有物ではありません」という著者は一刻も早く完全電子化を!
佐藤秀峰さんの本やマンガへの考え方について - ハックルベリーに会いに行く
自炊代行について。(佐藤秀峰 日記 | 漫画 on Web)
アマゾンは「ビッグブラザー」? 電子書籍を無断で遠隔削除 国際ニュース : AFPBB News
出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか - 電子書籍情報が満載! eBook USER
逆の明文化となるか:東野圭吾さんら作家7名がスキャン代行業者2社を提訴――その意図 - 電子書籍情報が満載! eBook USER
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