本編前の予告映像で気になっていたアナと雪の女王を観てきました。
中年オヤジが一人で観にくのは勇気がいるので、レイトショーです。
アナと雪の女王 | ディズニー映画
一番印象に残った場面。
戴冠式の日に、自分の力が皆に知られるエルサ。
湾の水全てを凍らせながら逃げ、そのまま一人、ノースマウンテンへ。
そこで始まる、レット・イット・ゴー ~ありのままで~。
ありのままでの動画自体はYoutubeで見ることができるし、その映像は同じもの。
でも、物語の流れの中で見ると印象が全く変わり、より強烈な印象を残します。
エルサたん、カワイイ。
となること間違いなしです。
もともと観てみようと思ったのは、エルサに惹かれたからなので、これはこれで問題なしです。
一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子
Wヒロインと宣伝されているディズニー映画なので、エルサとアナのどちらかが我慢したり死んでしまったりすることはないだろうと思っていました。
その一方で、どうやってハッピーエンドにするのだろうと、見ていても想像がつきませんでした。
氷の城を作ったり、愛玩物から戦闘兵器まで作り、自身も絶対的な力で敵を退けていく展開に、エルサの魔力は無尽蔵なのか?
魔力とは命そのもので、尽きることは死を意味するのか?
その前に昏睡状態になって、トロールたちの力で回復するのか?
などなどゲーム的、ラノベ的発想が頭の中で錯綜して行きました。
いや、もう、私にとって予想外の結末でした。
異性間の愛も姉妹愛も、真実であれば構わないんですね。
考えてみれば、エルサとアナが仲良く遊んでいた時には、氷を出したり消したりできたんですから。それは二人の間に愛があったから。
それを事故が起きたからと、二人を隔離し、城そのものまでも扉を閉ざしてしまった為、エルサもアナも愛を見失ってしまったんですね。
ん、となると元凶は時の国王と女お……いや、なんでもないです。
で、終わってから気になったのは
雪の女王ってこんな話だっけ?
と言うこと。
幸い青空文庫に収載されていたので、読みましたよ。
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 雪の女王 SNEDRONNINGEN
うん、やはり全然違う。
なんてことを思っていたら、公式サイトにこんな一文が。
アンデルセンの傑作「雪の女王」にインスピレーションを得て、
これで納得。
レイトは吹き替え一択だったのですが、エルサが松たか子というのを知っていただけ。
その松たか子もありのままでの動画で知ったもの。
スタッフロールで知ったのですが、アナは神田沙也加だったんですね。
彼女はドラゴンヘッドの何とも評しにくい演技が印象的だったのですが、今回は良い仕事をしていました。違和感なくアナを演じていました。