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2010年6月23日水曜日

モテキ  ‥‥あったらいいなあ。

TVドラマ化し、それに野波麻帆さんが出演するから、というのが動機。
しかも四巻なら手軽に読める。

主人公のフジがいろいろな女性に「好き」という気持ちを抱きつつも、劣等感などから右往左往する物語。
出てくる女性はおおよそ魅力的(好みはそれぞれ)なのに、一歩踏み出せないフジ。
読んでいて やきもきします。
かといって、自分だったら踏み出せるかというと、決してそんなことはなく。
手をつなぐのだって悩む始末です(おい、既婚者)。

相手は違えど、毎回毎回同じところをぐるぐる回っていて、最後にはとけてしまうんじゃないかと思いました。
しかし、ちゃんと最後に大きな一歩を踏み出したフジ。
そう、その一 歩がとても大事なんだよ。
中身は変わってなくても、成長してなくてもね。

相手の気持ちばっかり気にしていても駄目なんだよ。
自分の気持ちを伝えないと。
あっ、これ「気持ち」を「意見」に変えても通じるね。

心情描写が内面のセリフで表現されているのが、TVドラマにはあまり向いていないような気がします。
それでも観るけどね。

そうそう、私好みに色っぽく女性を描けているので、そこは◎。

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