「人質は、雪の上にいるものすべて」
という帯の惹句に、壮大な犯罪物語を連想しました。
惹句に間違いはないけど、私の連想が間違っていただけでした。
それでも、安定した東野圭吾らしい物語です。
読みやすいし、関係の無いと思われた登場人物が上手くつながり収束するラストなどはさすがです。
脅迫する人物と脅迫手段を用意した人物が別という、今回の肝にも脱帽です。
なぜ倉田と絵留とくっつくのかわからない。
そんな流れ、あったっけ?
なぜ根津と千晶がくっつかないのか、わからない。
なんかいい感じだったのに。
そして一番の謎。
達樹の心の回復
それなりに段階を踏んでいるとはいえ、必然性がないというか、説得力に欠けるというか、腑に落ちませんでした。
残念です。
それと、スノーボードクロス。
バンクーバーオリンピックの時に初めて知って見たんだけど、とても面白い競技ですよ。
このYouTubeの画像はオリンピックのものではありませんけれども。
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