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2010年10月25日月曜日

レーシックなう  ‥‥いや、なうじゃないって

レーシックを受けました。
最新の赤縁眼鏡はとある事情で仕事に使えず、休日専用。
仕事用の真面目眼鏡はつくって4〜5年が経つうえ、昨シーズンのスキーで人とぶつかった際にフレームが歪み、それを無理矢理直して使っているので、心もとない状態。
そろそろ新しく眼鏡を変えなければと思っていたここ数カ月。
半年ほど前にも自分の中でレーシック熱が高まったものの、急速に冷めました(理由不明)。
また熱が高まり、今回はそのまま実行に至りました(理由不明)。

振り返ってみれば、眼鏡をかけ始めて二十年目の節目。
待っていたのは、いつもどおりの光景です。


●初日
この日はレーシック手術を受けることが出来るかどうかの検査のみ。
健康診断でもおなじみの視力検査、機械を覗いて気球がぼやけたりくっきりしたりする検査(屈折率を調べるんだったかな)です。
視力検査は裸眼はもちろん、眼鏡を作るときのようにレンズを色々変えて矯正視力も測ります。
これは手術後の視力の目安を把握したり、手術そのものが有効なのかを把握するためっぽいです。
それから暗所で明暗の順応性や眼底までの長さを測ったりします。
他に超音波で角膜の厚さを測りました。
そうえいば、角膜表面の状態も調べられたかも。
検査をする時、その都度、何のための検査なのか伝えてくれるので、安心です。
ここに書けないのは、私が憶えていないから。

一通り検査を終えると、眼球の仕組みやそれぞれの施術の違い、費用や保証に関する事務的な事を説明してくれます。
私はやる気満々だったので、この時に施術方法や日程を決めました。
もちろん検査のみで帰ることもできます。
実際に、そういう風にしている人もいました。

最後に、医師の診察。
検査結果を見て、手術の可否を判断されます。


●手術当日
仕事を定時に切り上げ、諸々を他のメンバーに任せて、いざクリニックへ。
一番最初に支払いと手術後から使い始める点眼薬の説明などを受けます。
そして先日の検査の結果と大きな相違がないか、裸眼と矯正視力、気球の機械で再度検査を受けます。
私の場合、中一日なのであまり大きな変化はないんだろうけど、間隔が空いていると重要なのかも知れません。
しばらくして中待合室へ。
扉一枚隔てただけで、一気に雰囲気が変わります。ついでに、緊張感も。
これまでは外靴でしたけど、ここでスリッパに履き替えます。
そしてもろもろの説明の後、

手術中に痛みを感じたときは言ってください。でも痛みで中止したことは今まで一度もありません。

と笑顔で締めてくれました。

眼鏡をはずして、手術前の点眼薬を次々と点されます。
えっと、2〜5分程度の間隔空けなくていいの?
と思いながらも手術室へ。

手術室はとても冷房が効いていました。
機械の発熱対策なんですかね。
眼の状態を最終確認後(これは施術する医師が行いました)、手術台へ。
機械が目の位置に合わせるので、動かなくて良いと言われ、ひたすらじっとしています。
でも心臓のドキドキはますます強くなっていきます。
もうこれでもかってくらい。
そういえば、私、手術は全く経験ないんですよね。

上下のまぶたを強制的に開かれ、眼球の麻酔やテープや器具で固定、水(?)での洗浄などを色々。
麻酔をされているので痛みはないけど、角膜の一層目、二層目に処置をしている感覚はあります。そして朧気ながらもその様子が見えます。
三層目にレーザーを当てているときは、確か真っ暗。でも、焼かれる匂いがあります。
順番が前後しているかも知れないけど、とりあえず記憶に残っていることです。
正直、右目が終わった時には、左目はもうしなくていいよって気持ちになりましたけど、それでは意味がないし。
あっ、これは痛いとか気分が悪くなったっていうことではなく、緊張が最大値に達したから。

術後、眼の状態を確認。
異常ないので、中待合室の暗所で休憩。
眼を閉じてリクライニングソファでゆっくり休みます。
そこで違和感もないので、完了。
帰るだけです。
この時、眼鏡をかけようとしてしまったのは、習慣のなせる技。

保護メガネをかけて外へ。
視界全体が水中で目を開けた時のような、涙がいっぱい溜まった時のような感じです。
夜だったのですべての光がボケたようになっているのが際立っています。
それ以外は普段どおりに見えます。

なんだ、変わらないじゃん。

そんな事を考えながら歩いていました。
駅まで歩いてから、気が付きました。

眼鏡をかけていないのに、眼鏡をかけていた以前と同じように見えている。

ということに。

何度も説明された術後の違和感(痛み? かゆみ? 刺激感?)は、その日寝るまで続きました。
点眼薬を一時間おきに点すように言われた訳が分かりました。
もちろん薬効が必要なんだろうけど、点眼すると違和感がスーっと楽になるんですよね。
同意書などに、手術当日は読書やテレビを避けましょうと書いてあります。
そんな事関係もんねと思っていたけど、テレビをぼーっと見ているのが関の山。
読書も高精細のMacBook Proの画面も見る気になれません。
目の違和感をあり、早々に寝ることにしました。

保護メガネをかけながら寝られるのかしらと思っていたのですが、関係なく熟睡。
一番心配だったKODOMOの寝ぼけながらの裏拳や蹴りもありませんでした。


●手術翌日
翌日すぐに検査です。
視力検査と気球の検査です。それと医師の診察。
あっという間に終ります。

それと、朝起きたら目の違和感はゼロ。
無問題、無問題。


●手術(約)一週間後
一週間たって再度検査です。
視力検査と気球の検査、眼圧の測定です。それと医師の診察。
目薬は使いきりで終了と言われました。
あっという間に終ります。

特に問題もなかったので、今度は三ヶ月後の検査。
その間に何かあれば来て下さい。
とのこと。


この一週間を振り返ると、あっという間でした。
でも何か不都合があるかっていうと、無い。
楽ちんね。


これからレーシックを受ける人にアドバイスを二つ。

1.夏は避けましょう
手術当日は首から下のシャワーだけ。
首から上はタオルで拭くのみです。
頭のてっぺんから足先まで汗をかいてしまう夏はNGでしょう。

2.手術は遅い時間がよいでしょう
もちろん個人差があります。
でも私の場合、例えば午前中に手術を受けて、寝るまであの違和感に耐えられなかったと思います。
仕事終わった後の診察終了時間ぎりぎりにうけたのは正解でした。


Twitterのプロフィールは変更したけど、アイコンも変えないとなあ。
どんなのにしよう?

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