エリジウム
第9地区と比べて、とても派手になっていました。ドンパチもそうだけれども、エリジウムの存在そのものが、派手。
地表から常に見えるなんて、どれくらいの大きさなんだろう?
ミーアキャットとカバの寓話は、何処かの文化で実在するのかな?
寓話の通り(正確にはミーアキャットの母のために)になるとは思いもよらなかった。
大好きなジョディ・フォスターが、何の隠し球もなく殺されちゃったのは残念。
そりゃ、武力一辺倒の手下に頭から怒鳴りつけたら、返り討ちに合うよ。そういった手下
とはあくまでも距離を取らないと。
あとエリジウムのシステムは凄いね。
まず、再起動が手軽な上に時間も早い。4S + iOS7よりも早いんじゃないの?
そして、セキュリティの力の入れ方が大胆。
Macで異星人の宇宙船を撃退した伝説も真っ青。
市民それぞれをIDで認識して医療ポッドの使用を厳重に制限している一方で、区画の出入りはカードデバイス。
あれはNFC? iBeecom?
まあ、物語を成立させる上で必要なのは重々承知ですよ。
「格差」を描く物語なので「市民」とはエリジウムに住む人々のみで、必要に応じて下に出かけることはあっても上に行けることはないと思っていました。
(劇中で描かれている通り)強硬手段をとっても強制送還されるだけ。
ところが結末を見てびっくり。
地球上にいる人も「市民」として管理されていたのですね。ただそれが、「legal」か「illegal」かの違い。日本人には盲点なのでは?
「人間」「市民」としては同じという上での「格差」だったとは。
なにかしら合法的に上に行く方法があるのかもね。例えば、武闘会とか。
奥深い物語でした。
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