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2014年12月29日月曜日

ワンス・アポン・ア・タイム 第2シーズン 第1話「破れた呪い Broken」

ムーランってディズニーの創作だとばかり思っていたら、違ったんですね。
そして今物語のでムーランはとても凛々しい。

木蘭
http://ja.wikipedia.org/wiki/木蘭

相変わらずデヴィッドはグダグダで頼りない。

レジーナはどうしてあそこまでヘンリーにこだわるのだろう?
養子として引き取り、育ての母としての思いからだろうか。
それともエマや白雪姫への意地からだろうか。

今のルンペルシュティルツキンもベルの気持ちは、受け入れられないの?
変われないの?

エマの、デヴィッド&メアリー夫婦の戸惑いはわからないでもない。
第1シーズンでエマとメアリーとは互いに家族と言って、お互いを大切にしていた。
それが本当に家族で、しかも同年代。
はい、そうですか。
とはいかないですよね。

さあ、続きが楽しみです。

ワンス・アポン・ア・タイム 第2シーズン
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/once2/

2014年12月28日日曜日

ワンス・アポン・ア・タイム 第1シーズン

昨年(2013年)の9月からNHK BSプレミアムで放送された番組。
たまたま見た番宣で興味を持ったものの、当時は(甲府)盆地暮らしでBSが見れない環境。
iPhoneからnasneに録画予約をし、この夏に戻ってきてからコツコツと観ていました。
そして今日、第1シーズンの最終話まで見終えました。

ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ) - Wikipedia
http://goo.gl/a1BSHr

久しぶりに色々語りたくなるテレビドラマでした。
白雪姫や赤ずきん、ピノキオなど数多くの「おとぎ話」を現代の街に持ってきたお話。
どれも大筋は知っているおとぎ話ばかりなのですが「じゃあ、詳細は?」と聞かれてしまうと、困ってしまうものばかり。

この物語の主軸となる白雪姫の物語をとっても、

継母の悪い女王に嫌われた白雪姫が城を追われたものの、森に住む7人の小人(ドワーフ)と共に暮らしていたのだが、悪い女王の策略にはまり毒リンゴを食べてしまうが、白馬の王子のキスでハッピーエンドを迎える。

と無理やり一文で説明することができるものの、

なぜ、悪い女王が継母になったのか? もしくは継母が悪い女王になったのか?
見知らぬドワーフと一緒に暮らせるものか?
どんなに美人であれ見ず知らずの女性にキスできるものなのか(王子はネクロフィリアか)?

など数々の疑問が生じます。
全てではないのですが、うまく疑問を取捨選択して答えを提示しています。
そのストーリテリングの巧みさに感心してしまいます。

おとぎ話の世界では男前のチャーミング王子もストーリーブルックでは優柔不断な不倫二股のデヴィッド、どちらの世界でもムッチムチの悪い女王ことレジーナ、うつろな心を持ってしまった野獣のルンペルシュティルツキン、魅力的な人物が数多く出てきます。
当初はあまり可愛くないと思った白雪姫/メアリー・マーガレット・ブランチャードが、いつの間にか美女に見えるようになりました。
エマ・スワンはとっても美人なんですけど、時々ぶちゃいくに見える場面がありました。素なのか、角度なのか……
カフェでは働くルビーは、赤ずきんの方がはるかに美人だよね。

振り返ってみると、この物語は、女性が主人公でした。
これはおとぎ話が「女の子の夢を叶える物語」だからなのか。
それともアメリカでも「肉食女子&草食男子」になっているからなのか。
アメリカでは2011年10月に放送開始となっていたようですが、どうなのでしょう?

「アナと雪の女王」が姉妹の愛で全てが解決したように、この物語でも「真実の愛」は母息子の愛で呪いが解けました。
これもアメリカでの変節なんでしょうかね。

さて第2シーズンもNHK BSプレミアムで放映が始まっています。
当然nasneに録りためているので、これから追いついていきます。

ワンス・アポン・ア・タイム2|NHK BSプレミアム 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/once2/

 

2014年8月14日木曜日

STAND BY ME ドラえもん ……ドラ泣きには至らなかった

3Dで観る必要はないよなぁ、と思いながらもレイトショーの時間帯は軒並み3Dでした。
表現のアクセントにはなっていたけど、必然ではないというのが正直なところ。

肝心の物語。
これは、上手いです。本当に上手い。
ドラえもんがのび太の元に来るところから、物語が始まりました。とうぜん、セワシも一緒。
私にとっては予想外。
ドラえもんワールドが既に完成しているところから、始まると思っていたからです。




その後は、共感を誘う場面、ひみつ道具が次から次へと展開、登場します。
場面場面、私は確かに漫画で読んだことのあるもの。
ひみつ道具も、それぞれどんな働きで正しい使い方、(のび太の)間違った使い方を知っているもの。
それらを上手く組み合わせて、紡いでいきます。

ひみつ道具がいちいちリアリティを増していたり、3Dで再構成されたドラえもんやのび太といった人物や野比家宅や町並みに違和感はありませんでいた。
人間はともかく、ドラえもんは秀逸でした(あとスネ夫の髪型も)。
のび太は母親似なんだなあとか、しずかちゃんはお父さん似ではないんだなあとか。

漫画を読んでいた頃とは違い、私自身はのび太よりも大きな子供を身になりました。
当時よりも、のび太の行動や考えに共感、理解するようになったと思います。
たぶん、自分の体験に加えて、KODOMOを育てる過程で追体験のようなことを経たからでしょうね。

のび太としずかちゃんの結婚式前夜の場面で、星野スミレちゃんのイベント告知が背景にありちょっと嬉しかったです。
あとは、20代半ばでも「プンッ」と口に出しちゃうしずかさんに萌えたり、出来杉くんはいつまでもイケメンだったり。
TOYOTAやPanasonic、MORIのタイアップ広告を確認しました。
あとはキテレツ大百科好きの私としては、KOROSUKEのネオンもツボでした。

と言うことで、概ね満足できました。
が、あのプログラム、何? 必要?
ネコ型ロボットであるドラえもんを強制的に動かすプログラム。
無理矢理、のび太を幸せにするように達成目標を設定し、達成したら即刻帰還させるプログラム。
この映画に仕組まれた、感動強制装置
ドラえもんだったらもっとポジティブに「仕方がないなあ」とセワシの頼みをきくと思うんですよね。
原作にはない、このプログラム(呪い?)を組み込んだ意図はどこにあるんでしょうね。

ここさえなければ、もっと素直に「よかった」と言えたと思います。


追記(2014/08/14 22:15)
監督のインタビュー記事を見つけたので、読みました。

 考案した山崎監督は「ドラえもんの葛藤がしっかりと描けるし、のび太との出会いと別れを効果的に表現できる。最初はドラえもんがのび太と一緒に暮らすことを嫌がり、友情を育んだ後半はのび太と別れたくないのに未来へ帰らねばならなくなる。便利な装置でしょう」と狙いを説明した。
ドラえもんに対する捉え方が根本的に異なることが分りました。

「すてきな未来が来るんだぜ」と言う 映画「STAND BY ME ドラえもん」 山崎貴、八木竜一共同監督インタビュー

2014年7月21日月曜日

her/世界でひとつの彼女 ……次元関係なし!

her

時折、お付きあいしている女性に関して次元が問題になるか否かに焦点があたりますが、サマンサは何次元なんだろうと思いました。
そして、Siri が今後サマンサになり得るのかどうか、非常に興味が湧きました。
結論めいたことを書きましたが、やっと her を観てきました。

her/世界でひとつの彼女
http://her.asmik-ace.co.jp


いいですね。
心を許せる相手がいるというのは、素晴らしい事だと思います。
相手が身近な人間だろうと、Twitter越しだろうと、人間でなかろうと。
心を許して話をできるならば、反応の有無なんて関係ないでしょう。




そういった点では主人公のセオドアは幸せです。
心を許せる相手が常にそばにいて、しかも異性で、自分を愛してくれるのですから。
成績優秀、容姿端麗の元妻とは関係を絶って正解です。
性欲を超えたところに存在する相手は、正しく神聖です。

OS1、欲しいですね。
デスクトップ画面もシンプルで魅力的です。
まあ、個人的には OS-1 を愛してますけどね。

トライセンデンスのトレイラー、最近Dlifeで放送がはじまったサイバー捜査官 〜インテリジェンス〜なんかを合わせみると、本当に次元なんて関係なくなるんだろうなと思います。

映画『トランセンデンス』公式サイト
http://transcendence.jp/sp/index.html

ディーライフ/Dlife サイバー諜報員 ~インテリジェンス~|完全無料のBSテレビ局Dlifeで、海外ドラマも、映画も、ディズニーアニメーションも!
http://www.dlife.jp/media/inteligence/




2014年7月16日水曜日

外事警察 その男に騙されるな ……難しい

その昔、NHKで放映されていた作品の劇場版。
TVシリーズが面白かったので劇場版も観に行こうと思っていたはずなんですが、結局行かず。理由は定かではありません。
TV放映をたまたま知ったので録画&視聴です。

難しいなぁ。

というのが正直な感想。
私にとって、やはり麻生幾の物語は面白いんだけど、難解。ちゃんと集中して観ないと、物語の流れを見失ってしまいます。
さすがに映画は2時間程度にまとめられているので、わかりやすかったですけど。
朝鮮半島&核兵器というテーマは、今でも十分通用する内容ではないでしょう。
むしろ、今のほうが現実的なのかもしれません。
その二つを巡る攻防は、派手さでないけれども、それぞれの存在意義を賭けた戦争そのものなんでしょう。

渡部篤郎がしぶいし、尾野真千子は正義感たっぷりだし、真木よう子は存在感がある。
実力のある役者さんの揃った映画はいいですね。


外事警察 その男に騙されるな [DVD]
作者: 渡部篤郎, キム・ガンウ, 真木よう子, 尾野真千子, 田中泯, 遠藤憲一, 他
価格: ¥3,050




2014年4月22日火曜日

009 RE:CYBORG ……仕方がないとはいえ、コレジャナイ感たっぷり

先日、マンガのちからに行ったことで、そういえば009 RE-CYBORGを観ていないなと思い、レンタル。

Bird Eyes 4: 手塚治虫x石ノ森章太郎 マンガのちから に行ってきた。(当ブログ内)
http://ginfizz-birdeyes.blogspot.jp/2014/04/x.html

その前に、自分のサイボーグ009の読者歴というか知識は、どんなものがベースになっているのだろうと思い、Wikipediaで調べてみました。

サイボーグ009 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B0009

これによると父のおかげや私自身の努力によって、秋田書店のサンデーコミックス版の全15巻が元になっていることがわかりました。
一方でアニメ版では、映画版は全て未見。
旧昭和版は、再放送を含めて全く記憶なし。新昭和版は、再放送を含めて多少記憶があり、平成版は全て観た、というところです。
2012 009 conclusion GOD'S WARは、2006年に単行本をまっさきにAmazonで予約したので、恨みつらみは色々あり、文庫版は未読です。
以上のことから、偏屈オールドファンに分類されるのかな?

2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉


そもそも米ソ冷戦時代に描かれた萬画なので、現代とは状況が異なる。
しかも、この映画は2010年に初めてデモ映像が公開されたのち、2012年10月に放映され、私が観たのは2014年4月。
紆余曲折あり公開まで、かなりの年月が費やされた上に、実際の視聴まで更に月日が費やされることに。

そのため、色々な物が古くさい。

サイボーグという人間以上の力を持った人間(のような存在)というのが、ありきたりになっていますからねぇ……
その礎であることは十二分に理解していますけど、人間離れした超人とも聖闘士とも能力者とも言える存在が当り前の昨今、人間の能力を倍化しただけの00ナンバーは不利ですよね。
張々湖(006)の火を吐く能力やアルベルト(004)の全身兵器は、現在の手持ち火器より有効なのか?
ジェロニモ(005)の腕力は、通用するのか?
そんな風に考えると、当時地味だったグレート(007)のカメレオン能力は、羨しいですね。オトナの意味で。
まあ、グレートはまだましですね。
ピュンマ(008)は原作寄りに、考古学者として設定されているものの、水中活動能力の片鱗(まさに鱗なのに)を見せる場面も無かったのですから。
当時、競泳を嗜む私には008の鱗は羨望の眼差しでした。

とはいえ、サイボーグ009という物語は009がヒーロー、003がヒロイン、002が当て馬、004がNo.2という図式です。
今回の009 RE-CYBORGも同様です。
結局、真相知らされていな002が道化になって、004を引き立てつつ、009が美味しいところを全て持っていきます。
そこに異論はないんだけどね。

でも、この物語の場合、ヒーローとヒロインに性愛は不要でしょ。

フランソワーズとジョーの関係には、接吻も目合いも過剰演出。

オジサンの戯言です。
003がレビア・マーベリックのような能力になったのは、時代なのかな。

レビア・マーベリック - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9


そしてギルモア博士。
サイボーグ戦士達が幼いからこそ、親のような存在であった。
でも、子達それぞれが精神的に自立した上に、もともと自分以上の身体能力を持っているのだから、かなう理由ありません。
エリジウムと同じ構図に陥いっています(結果的には009の素質に助けられていますけど)。
タイトル通り、009=島村ジョーが主役なので、大事には至っていませんけどね。

エリジウム(当ブログ内)
http://ginfizz-birdeyes.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html

結局、この映画こそ

サイボーグ戦士 誰が為に戦う

ですね。
結局「彼の声」というのも、それっぽい少女(少年?)も明らかにされず仕舞い。

監督&脚本の神山健治さんの信仰を知る術はないけど、日本人が真摯にキリスト教的「神」を描くのは無理だと思うんですよね。
日本で唯一神に強く影響さていると感じる場面ってありますか?
日本人ならではの多神教、八百万の神を描くのが自然でしょう(持論)。
そのせいかこの映画は、完結しているような、今後の展開を狙っていたような中途半端な幕引きになっています。
非常に残念。


描き方の差異はあるけど加速装置はいつの時代でも、万能ですね。

009 RE:CYBORG 通常版 [DVD]
作者: 宮野 真守, 小野 大輔, 斎藤 千和, 大川 透, 丹沢 晃之, 増岡 太郎, 他
価格: ¥3,745




2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉

2014年4月20日日曜日

手塚治虫x石ノ森章太郎 マンガのちから に行ってきた。

非常にローカルなイベントですが行ってきました。
山梨県立博物館で行われている特別展、手塚治虫x石ノ森章太郎 マンガのちから。

展示は「プロローグ ここから はじまり」に始まり、「第一部 二人の出会い マンガ誕生」「第二部 爆発するマンガ 時代への挑戦」「第三部 “ちから”の本質対決」「第四部 未来へ生き続け“ちから”現代作家によるオマージュ作品集」の全5部構成。
といっても、この構成を知ったのは全てを見た後、パンフレットで知ったんですけどね。
プロローグは明確にわかったったんでけど、その後は明確な区切りを意識することなく、最後の第四部で「ここからは違うんだ」と意識しました。

直筆原稿が数多く展示され、尚且つ初展示のものもあり、なかなか楽しめました。

ご存知の通り(?)、手塚治虫漫画文庫全集をコンプリートしている私ですから、手塚治虫の初展示に興奮したことは言うまでもありません。略歴や創作の背景は既知のものでした。

一方の石ノ森章太郎。
サイボーグ009は大好きだけれども、それ以外の作品というと、父が買ってい週刊誌(?)のHOTELくらいのもの。
仮面ライダーは言うに及ばずマンガ日本の歴史など、著作は数々知っているのですが、結局読むに至らず、全集を買うにいたらず。
今回の特別展で、知ってはいるけれども読んだことのない作品の数ページを読む機会に恵まれました。
すると、やっぱり魅力的なんですね。

もちろん、このページを選んだ学芸員のスキルも侮れないですけど。

一番興味深かったのは「第四部 未来へ生き続け“ちから”現代作家によるオマージュ作品集」です。
色々な分野の色々な芸術家がオマージュを寄せています。
漫画家は自分の絵柄でアトムや009を描き、芸術家はそれぞれインスピレーションを受けて創作をされた作品を寄せており、創作活動をしている方々の想いと技術にとても共感ました。

遠方にいる方も多いでしょうが、興味を持った方は是非GWを利用して観ることをお勧めします。


撮影許可された範囲での写真。



たださっ、009ならぬ999の絵を出している人がいたんだよね。
なんだかなあ。
私自身が彼を評価していないことも関係しているんだろうけれども。

2014年3月26日水曜日

邦題がひどい

今年に入って観た洋画は三つ(リンク先は当ブログ内)。


それぞれ原題はというと(リンク先はen.wikipedia.org)。


物語をちゃんと理解しているのか疑いたくなる邦題ばかりです。

重力と無重力では意味が正反対だし、物語の展開や結末を考えると重力がより大きなテーマになっている。

キック・アスが作ったムーブメントをしっかり終わらせるという物語で、ジャスティス・フォーエバーはあまり関係ない。

アンデルセンの雪の女王は影も形もない、インスピレーションで作られた物語。

商業的に必要な側面もあるのだろうけれど、違和感の残る邦題はやめて欲しい、と強く思う。



余談
Wヒロインでも「アナと雪の女王」と「キルラキル」では、描き方が全然違うなぁ。比べるもんでもないか。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー ……正義こそ正義

痛快娯楽アクション映画でした。
前作で大きな「引き」があったわけでもないのに、なぜか作成された続編。
それでも、しっかり前作を受けての物語となっており、ちゃんと終わらせています。
ただ、あわよくばもう一作……というような狙いもありそうですけど。


物語や展開は、ツッコミ所満載。
整合性を楽しむ映画ではないですからね。
勢いで物事がドンドン進んでいきます。

続編にありがちなインフレも、ちゃんとあります。
スーパーヒーローがどんどん出てきます。
ナイト・ビッチやらインセクトマンやら……


ヒット・ガールことミンディは、前作では少女。
それがまあ、美人に成長しています(もっとも、クロエ・グレース・モレッツ目当てで、この映画をみているんですけどね)。
そして、bitch、bicth叫んでいます。いいなあ。
クロエ・グレース・モレッツの特長なんだろうけれど、着飾っていない時といる時の差が素敵です。
お化粧してきれいな服を着て、ドレスアップした時の美しさと言ったら、もう。

キック・アスも前作では恰好だけでしたが、今回は少し戦闘力をアップさせました。
ヒット・ガールとのトレーニングと、大佐の指導のおかげでしょうね。
筋肉質になった彼の身体を見た時の、ミンディの驚き&感心の表情が良かったです。

スーパーヒーローが存在したって、一時的、局所的に正義ができるかもしれない。
でもその影には、必ず悪が存在してしまう。
それならば、一般人一人一人がヒーローになればいい。
そんな風に思わせる物語でした。



Mr.インクレディブル、Kick-Ass 2を観て確信した事。
スーパーヒロイン、スーパーヒーローにマントは不要。



もちろんキック・アスも観ていますよ。

キック・アス ……ヒット・ガールが主役!

2014年3月25日火曜日

アナと雪の女王 ……予想外の結末に、ただただ感心した

本編前の予告映像で気になっていたアナと雪の女王を観てきました。
中年オヤジが一人で観にくのは勇気がいるので、レイトショーです。

アナと雪の女王 | ディズニー映画

一番印象に残った場面。

戴冠式の日に、自分の力が皆に知られるエルサ。
湾の水全てを凍らせながら逃げ、そのまま一人、ノースマウンテンへ。
そこで始まる、レット・イット・ゴー ~ありのままで~。

ありのままでの動画自体はYoutubeで見ることができるし、その映像は同じもの。
でも、物語の流れの中で見ると印象が全く変わり、より強烈な印象を残します。

エルサたん、カワイイ。

となること間違いなしです。
もともと観てみようと思ったのは、エルサに惹かれたからなので、これはこれで問題なしです。

一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子

Wヒロインと宣伝されているディズニー映画なので、エルサとアナのどちらかが我慢したり死んでしまったりすることはないだろうと思っていました。
その一方で、どうやってハッピーエンドにするのだろうと、見ていても想像がつきませんでした。

氷の城を作ったり、愛玩物から戦闘兵器まで作り、自身も絶対的な力で敵を退けていく展開に、エルサの魔力は無尽蔵なのか?
魔力とは命そのもので、尽きることは死を意味するのか?
その前に昏睡状態になって、トロールたちの力で回復するのか?
などなどゲーム的、ラノベ的発想が頭の中で錯綜して行きました。

いや、もう、私にとって予想外の結末でした。
異性間の愛も姉妹愛も、真実であれば構わないんですね。
考えてみれば、エルサとアナが仲良く遊んでいた時には、氷を出したり消したりできたんですから。それは二人の間に愛があったから。
それを事故が起きたからと、二人を隔離し、城そのものまでも扉を閉ざしてしまった為、エルサもアナも愛を見失ってしまったんですね。
ん、となると元凶は時の国王と女お……いや、なんでもないです。

で、終わってから気になったのは

雪の女王ってこんな話だっけ?

と言うこと。
幸い青空文庫に収載されていたので、読みましたよ。

ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 雪の女王 SNEDRONNINGEN

うん、やはり全然違う。
なんてことを思っていたら、公式サイトにこんな一文が。

アンデルセンの傑作「雪の女王」にインスピレーションを得て、

これで納得

レイトは吹き替え一択だったのですが、エルサが松たか子というのを知っていただけ。
その松たか子もありのままでの動画で知ったもの。
スタッフロールで知ったのですが、アナは神田沙也加だったんですね。
彼女はドラゴンヘッドの何とも評しにくい演技が印象的だったのですが、今回は良い仕事をしていました。違和感なくアナを演じていました。

ディズニー アナと雪の女王 ビジュアルガイド
作者: ディズニー, 角川書店, 小西 樹里
価格: ¥1,260




2014年1月29日水曜日

P★LEAGUE オフィシャルDVD VOL.8 DISC3 ……えっ、

実はDISC2,3は立て続けに見たんですよ。
一人で観ながら、奇声あげたり、ガッツポーズしたり。


決勝戦第1ゲーム グループ戦
のいちゃんこと岩見彩乃選手、ストライクではじまったよ!
上手くなっているし、可愛くなっている。
怖いのはチームタカには、松永選手がいるって事だよな。いざという時の心強さが半端ない。
安藤瞳もストライクで、点数底上げ。
マギー監督の7フレ、惜しい。そして、このオープンは痛い。さらにここからチーム全体が不調に。
10フレ勝負にもつれ込んで、松永選手に競り勝ち、パンチアウトの竹原選手がとても素敵!
P★LEAGUE公式戦を全然観ていないんだけど、松永選手不調?


決勝戦第2ゲーム ダブルス戦
緊張してスマイルのないマシュマロスマイルこと長谷川真実選手、可愛い。
互いに4フレまでストライクが続く、息詰まる戦い。
小泉選手、表情にあまり現れないけど、勝ち気。負けず嫌いなんだろうな。
中盤、混戦模様になったけど、後半は経験の差が出た感じだな。
とは言っても、酒井選手も長谷川選手もトップでは無いんだけどね。

黄色のチームマギーが優勝!

シングルス戦でかろうじて生き残り、ダブルス戦などのチーム戦で圧倒的強さを発揮したチームマギー。
不本意なドラフトながらも、メンバーの半分が前回と同じという結果から、優勝したのは監督の采配と選手の奮起なんだろう。


P★トーク
マギー審司、リラックスしている。
勝てば官軍!
監督の采配はあまり関係なく、選手一人ひとりの奮起と結束が導いた優勝かあ。
実際はどうであれそういったほうがチームマギーとしては面白いし。

監督の人気投票なんてやっていたんだ。
逆人気投票もしていたよ……
さて、今回の成績を踏まえて、次回はどうなる。

秋葉原にレーンあったっけ?
ラウンドワンが進出すれば解決か。
アキバでP★LEAGUEやって欲しいな。

厳しい質問に、上手く正解を出すのいちゃω!
うまくまとめてくれました。


P★LEAGUE オフィシャルDVD VOL.8 DISC2 ……まさかの決勝進出

DISC1から随分と間が空いたけど、DISC2に突入。
ますますチームマギーが快調に。


予選第2ゲーム シングルス戦
この四人では、キューティーアイズが一人、小者だなあ。
7 or 10ピンに嫌われつつも要所要所で踏ん張る。
チームタカの小泉って子、知らない。淡々と投げているけど、安定している。
谷川あっこちゃんは、好調時は松永選手に迫る力を発揮するから凄いよ。
6フレでやっとストライクの安藤選手!
そして、来た! ダブル!
後半、森選手の悪い所が出たな。
おかげで、前半ダントツビリの安藤選手が、三位を捥ぎ取った。


予選第3ゲーム ダブルス戦
チーム宮本は名和秋選手が中村美月選手をうまく引っ張れるか?
チーム村田、チームマギーは地力が高い。
チームタカのダブル櫻井はキビシイかな(櫻井麻美って、P★LEAGUE未出場なんだ)。

いやー、チーム村田のリトル・ファンタジスタこと鈴木理沙選手はやっぱりうまいね。
岸田選手、足引っ張るなよ。まあ、最高成績では岸田選手の方が上なんだけどね。

スーパー&マシュマロ、すごかった!
お互いにフォローしあっての勝利。


予選第4ゲーム シングルス戦
爆発力のあるキム・スルギ選手が、ベテラン三人にどこまで食い込めるか?
緊張するギ。
そして、ベテラン三人のうち誰が実力を発揮するのか?
吉田選手は丁寧に投げて安定して上手いんだけど、優等生というか面白味を感じられないんだよな。
西村選手のライジングショットは迫力満点だし、松永選手のオーラには圧倒される。
そのオーラがピンを動かした4フレ。
5フレで惜しいスペアの西村選手。ここが勝負の分かれ目か?
と思いきや、いい調子の時のキム選手だ!
一位278、222で四位って、ハイレベルの戦い。
まさかの松永選手10フレオープンで、三位に転落。
キム選手の二位浮上で、チームマギー決勝進出決定!


予選第5ゲーム 5人グループ戦
チームタカとチーム宮本が、それぞれどんな順位になるか楽しみ。
宮本監督がまさかのスペア獲得。
大石選手、うまく飛ばしたんだけどスペアならず。
村田監督、圧巻のストライク。
マギー監督もストライク。
竹原選手も調子良い。
名和選手、チーム初のストライクを8フレで。
上手くスペアを繋いだチームタカが、決勝進出。
田町の女王(大石選手)が不調。だけど魅せたスペア。
チームマギーは引き続き好調で、このゲームも制したよ。


P★LEAGUE公式戦の成績では、チーム宮本、チーム村田が断然有利だったんだけど、決勝進出ならず。
マギー監督、タカ監督の采配と各選手の能力が上手く噛み合った結果だろうね。


2014年1月15日水曜日

ゼロ・グラビティ ……圧倒される映画

何の変哲もないSFのように始まり、デブリに襲われる事故が発生してエクスプローラーに戻るあたりまではまるでホラー。
その後、ISSに至るまでは二人の相棒によう旅情物で、天宮までは孤軍奮闘のサスペンスになり、クライマックスは屈指のエンターテイメント。
とても楽しめる映画でした。

ゼロ・グラビティ
SFエンターテイメント

3Dの映像だけでなく、音楽も効果的に使われていて、流石IMAXと感心しました。
IMAXはアバター以来なんですけど、世界に入り込むような映画にはぴったりですね。

宇宙に投げ出された二人が、互いに助け合い、励ましあいながら助けを待つ密室劇だと、漠然と想像していたので物語の展開に圧倒されました。

振り返ってみるとサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーしか登場していないんですね。声の出演は、その他数名いましたけど。
私自身が宇宙に行くこと、ましてや船外活動をすることはないだろうけど、多分こんな感覚なんだろうなぁという映像体験をすることができました。

地球を含む宇宙ステーションなどを含めた遠景からライアンの目前まで一気に近づく場面もあり興奮します。


ライアンやマットに限らず、宇宙に行く人間というのは、まだまだスペシャリストでないと駄目なんですね。
他人を助けるために文字通り命を投げ出す決断、諦めるという決断。
まさに局面局面で、最善(と納得できる)決断をして行く必要があるんですから。

Zenback