年末放送分の録画を、観ました。
最近観たAVATARに比べて、CG技術自体は負けていないと思う。
もちろん一口にCGといっても方向性が違うので、単純に比べられないですけれども(日本のアニメと米国のカートゥンの違いみたいなもの)。
序章のような世界説明ののち、つかみの派手な戦闘場面に。
なんか米国のお偉い人が捕まったときに、にやっと笑ったのは気のせいか?
と思ったら伏線でした。
日本が完全に情報鎖国しているというのは面白い設定です。
光学的にも電波的にも物理的にもバリアされているのは、今の時代、絵空事と思えないのが面白い。
一時的にバリアが破られても、暗号パターンを即時変更するというのも納得。
で、どんな日本になっているかと思ったら、肩透かしの状態。
みんなアンドロイド化しているというのは恐れ入ったけど。
城壁に囲まれた東京のみが残り、地平線までが見える始末。
大風呂敷広げすぎ。
人間がいなくなったという流れは説明されたけど、荒野になったのはどうしてかよくわからない。
ジャグのせいってことかなあ。
人物の背景説明が少ないから、敵の親玉がどうして人間から進化した存在になりたかったのか、全くわかりませんでした。
物語性が薄いので、あまり突っ込もうという気もないですけど。
反対に、マリアとベクシルと男性(名前忘れた)の三角関係は、とても良かったです。
三人の関係に関する描写は多くないのですが、要所要所でありました。
細かい演技が出来ないので、説明的でしたけど。
クライマックスの屋上ヘリポートで、それまでマリアの肩を借りて歩いていた男性が、ベクシルの姿を認めると危うい足取りながらも駆け寄るところは、とても印象的で好きな場面です。
面白かった映画ですよ。
2時間弱、飽きることなく楽しめましたから。
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