AVATARを観て最初にでた言葉。
おお。
しかも映画館に来ている観客の大半。
それだけIMAX 3Dは凄かった。
もっとも私は3D映画を観るのは初めてなので、比較対象がありませんけど。
実は錯覚を利用したステレオグラムが全然出来ないので、本当に3Dになるのだろうかという不安が有りました。
でもそんなこと関係ないんですね。
人間の感覚を研究しそれを利用したシステムが構築されているので、誰でも3Dになるんですね。
とっても安心しました。
そして眼鏡をかけていても、3Dメガネの着用は問題なし。
ここも微妙に気になっていたところです。
物語はいたって単純。
主人公目線でいけば、愛する者、自分の兄弟を守るための戦いです。
悪役目線でいけば、ミイラ取りがミイラになり、足元を救われての敗北です。
その単純な物語を伏線の張りと回収、圧倒的なビジュアルでうまく彩っています。
ホームツリーの根元が攻撃されて、最終的に倒れていく場面は、タイタニック号が沈んでいく場面を彷彿させます。
主人公がもう一度生まれ変わらなければいけないと、最強の飛空生物のライダーとなって降り立つ場面は、鳥肌が立ちました。
そして最終決戦でヒロインが絶体絶命の局面で、神の導きで星の全生物が反撃に出る場面では、ほんと涙が出てしまいました(眼鏡二つとって拭うのってタイヘン)。
君が見える。
あなたが見える。
物語の冒頭で軽く「見るというのは単純な見るという意味だけでなく、相手自身を理解し、‥‥うんぬんかんぬん」という何気ない台詞がありました。
その時は大して気にも止めていなかったんですけど、まさか終盤、こんなに大切になり、物語の根底となるものだったとは。
さりげなさ過ぎます。
テーマ曲のタイトルも「I SEE YOU」だったし。
映像自体は通常なんですけど、物語が主人公の一人称(時々モノローグが入る)なので、3Dとうまくマッチし映画の世界に入り込めました。
3D酔いする人もいるらしいので、洋画は字幕派なのに吹き替えで観たのも良かったのでしょう。
私にとって著名な声優ではなかったので、別の人物像がチラつくこともなかったです。
3Dにしろ2Dにしろ、こういう映画は大きなスクリーンで観るのが吉ですね。
ちなみにこの投稿に固有名詞がほとんど出てこないのは、覚えられなかったから。
ジェームズ・キャメロン監督、世界を作り込むの大好きだからねぇ。
耳で聞いただけでは憶えきれなかった。
なんだかんだ言いながら、素敵な脇役、ヘリの女性パイロットが一番のお気に入り。
じゃあ、ジェームズ・キャメロン監督、Battle Angelにも、とっっても期待していますからね!!
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