一枚目しか買っていないから、一体何年ぶりだろう?
私的ラストシングルのFRAGILEが発売されてから、どんな活動を行っていたのか、全く知らなかった(Wikipediaには載っているけど)。
彼女がデビューした当時、まだMDはメジャーではなかったと思う。
少なくともカセットテープから一気に乗り換えるほどには。
そして学生だった私は、発売される度にシングルを購入するほどの金銭的余裕もなかった。
だから、彼女の楽曲はアルバム「川本真琴」に入っているものが全てだった。
当然、iTunesに取り込んでいるものも同じ。
その中での一番はデビュー曲の「愛の才能」。
あの娘にばれずに 彼にもばれずに kissしようよ
明日の一限までには 何度も kissしようよ
愛の才能ないの 今も勉強中よ"SOUL"
このサビの部分の盛り上がりが、なんといっても印象深く、川本真琴に引き込まれた理由です。
そして「川本真琴」収録曲のなかでは「やきそばパン」も外せない。
ひとりぼっちで屋上 やきそばパンを食べたい
ひとりぼっちでやれそう やきそばパンを食べたい
構成されている言葉一つ一つはとても平易。歌詞カードなどで確認をするとそう思う。
でも楽曲として聞くと、正直その速さに付いていけないことがある。
このやきそばパンなどは、特に顕著。
本当に日本語かと思うのだけど、実は日本語。
普段使っている日本語に音程とリズムが加わると、実に彩り豊かになると思いませんか?
何故急に川本真琴かというと、三枚目のアルバム「音楽の世界へようこそ」が発売されたから。
川本真琴と音楽の世界へようこそ、そして後述する「The Complete Singles Collection 1996〜2001」をずっと聞いていたからです。
久しぶりに川本真琴の歌声を聞いて、懐かしいと思いました。
そして楽曲がとても彼女らしいと。
特に気に入ったのが「アイラブユー」。
先にあげた愛の才能、やきそばパンとは打って変わって、スローテンポのバラード調の楽曲。
しかしそれでも川本真琴らしいと感じることが出来る不思議さ。
それゆえにとても気に入りました。
さて、音楽の世界へようこそをAmazonで購入したあと、お薦めされたのが「The Complete Singles Collection 1996〜2001」です。もちろんAmazonにお薦めされたのですよ。
前述の通り、デビュー当時シングルは購入していなかったので、シングルコレクションは願ってもないアイテムです。
即、ポチっと1-Clickです。
そうやって当時のシングルを聞いていると、もう一つお気に入りができました(思い出した?)。
「桜」です。
前奏のチャラランを繰り返す部分、サビの歌詞が良いです。
桜になりたい いっぱい 風の中で いっぱい ひとりぼっちになる練習してるの
深呼吸の途中 できない できない できない できない
桜と風の中で呼吸もままらなくなってしまう自分の映像が浮かんできます。
とたんに今年の桜が楽しみになりました。
まだしばらく川本真琴漬けは続きそうです。
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