予想外の内容だった。
大人の青春小説と言おうか、職業小説と言おうか。
著者が、金融機関でシステムエンジニアをしていた事を思い出した。
これまでの作品の傾向もあって「
何時、敵が出るか?」なんてことを思いながら読み進めていて、途中で「
そうではない」ことに気がつきました。
それが92頁。
早いのか? 遅いのか?
ある程度の規模のチームをまとめて業務を行うのは、どんな仕事でも共通していると思う。
そしてチームのメンバーは十人十色。
この物語のように万事が上手く行く事は少ない。
だからこそ、やりがいがあり、達成感を得られる。
その部分を上手く物語に取り込み、表現している。
もちろん、責任と権限のバランスが担保されてこそのリーダーだが。
0 件のコメント:
コメントを投稿