幸いなことに、三年連続でチケットを取ることができ、それはそれは濃密な時間を楽しんできました。
しかしながら、今年はチケット予約に出遅れてしまい、二階席。しかも後ろから二列目となってしまいました。
意外に発見もあって、上からステージと客席を見下ろしていると「ああ、ここにいるみんなが楽しんでいるんだなあ」と少し達観したような気持ちになります。
ちなみに一階席だと「自分とその周辺が一体になって楽しんでいる」という感じです。会場の反対側の端が楽しんでいるか否かは関係ないと言うか「楽しんでいるんだろうけれども、わからない」のです。
それから、綿棒。
二階席では投げる雰囲気でなかったのですが、一階席では当然投げまくり。
上から見ているとそのさまは、本当にヴォーカリストのコンサートなのかと疑ってしまいます。
マナーのわからない人もいるようですが、出来れば来年も綿棒を投げられるといいですね。
今年は夏をテーマにしたと言うことで、アフリカの風から始まり、Splash Blue、Summer Sweet Painと続いていきました(セットリストも公開されました)。
アフリカの風を生で聞くのは、たぶん初めて。
この曲はFREESTYLEというアルバムの二曲目で、初めて聞いた時にはスケールの大きさに感動したことを思い出しました。
サバンナのパノラマと〜中略〜
空にそびえるミナレット
ガゼルがほら駆けて行く
ランドローバーに乗り
ゼブラの群れを見よう
想像でしかないけれども、アフリカのサバンナの光景が頭に思い浮かびました。
そしてランドローバーが車だと言うことを知らず、いろいろ調べて車だと知ったこと。そして超高級な4ED車で、将来、買うことはできないだろうなと思ったもんです。
Eテレでふしぎの海のナディア デジタルリマスター版の放送をしているおかげか、ブルーウォーターを聴くことができたのはうれしいですね。
今 君の目に いっぱいの未来
すべてを輝かす
当時、この歌いだしを聞いた時、声の伸びと張りに、鳥肌がたったことを覚えています。
「誰が歌っているの?」と思った時には、アニメ本編に入っていて、翌週になってやっと「森川美穂」の名前を知ったのです。
つまり、森川美穂と言うヴォーカリストと出会いの曲なんですよね。
今回はBird Eyesも聞くことができたので、とてもうれしいです(昨年はなかったので)。
スカートという衣装も新鮮でした。
「お持ち帰りLIVE」というのは、一般的なのでしょうか?
二枚組CDの一枚目はコンサート前半部分なので、比較的余裕をもって焼いたと思うんですよね。
でも二枚目はコンサートが終わってからでないと焼けないので、二枚目を次から次に焼いて、パッケージングして、購入者に渡していくさまは、縁日の屋台のようでした(もしくは思いのほか売れ行きが良くて、急遽、現場で増刷することになったコピー本)。
かえって早速取り込み、iPodで聞いています。
当分、通勤時はこの十七曲です。
そうそう、ふしぎの海のナディアは、タイムボカンシリーズをはじめ、いろいろな作品のパロディとオマージュがちりばめられています。なので、たぶん、小さい声で言わなくてもいいんじゃないのかな。
そんなわけで、また来年が楽しみです。
そして、今度は出遅れないぞと自戒を込めて。
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