5月にテレビで放映されたものを、休みの午前中に観た。
なんで録画したのか覚えていないけど、映画のタイトルが何処か、頭の隅に引っかかっていたのだろう。
なにせ物語を全然知らないのだから。
SF映画なんだけど、テーマはSFではなく、努力だ。
DNAに刻みこまれた情報など、ただの情報でそれで全てが決まる訳ではない。
主人公の懸命な努力が実り、晴れて土星行きの権利を手に入れる。
単純な物語だが、抑揚の効いた音楽と役者の演技がそれを素晴らしいものにしている。
旅に出ると言った遺伝子情報の提供者が、二度と戻らぬ旅(死)を選んだのは驚いた。
何処かに入る場面、その扉が、主人公が自分の垢などを燃やしていた扉だと気がついた時、まさかと思った。
そして、そのスイッチを自分で入れた。
どんな心境だったのだろうか?
私には、想像できない。
0 件のコメント:
コメントを投稿