物語がつづいている間は、多少つまらなくなっても、多少中だるみをしても、コミックを買い続けています。
試しに第一巻を読んでみて「イマイチ」と判断したものは別です。
そして完結したあとに、もう一度、評価。
つまらなければブックオフへ、良ければ蔵書棚に陳列です。
ところがまれに断念を決意させる物語があります。
このC.M.B. 森羅博物館の事件目録がそれです。
Q.E.D. 証明終了が数学や物理学など主に理系学問のネタをもとに、推理物語が作らているのに対して、
C.M.B.は博物学や考古学など文系学問のネタをもとに、推理物語が作られています。
それは、わかるんです。わかるんですけど、盛り上がらないんですよね。
私は理系学問の学士ですが、文芸書などは人並みに読みますし、そもそもQ.E.D.にしろC.M.B.にしろ難しい内容を上手く昇華して漫画にしています。
興味深いネタも多いです。
でも、盛り上がらないんですよね。
一話完結でどの巻から読んでもわかる反面、終りが見えないんです。
C.M.B.は三つの指輪をめぐる謎解きがあるのかと序盤で(私が勝手に)勘違いしたため、肩透かしをされた感が強いです。
また既に完結しているロケットマンが、かなりお気に入りのお話だったので、それと比べてしまうというのもあります。
そんな訳で、C.M.B.はもうやめます。
まあ、わざわざブログにエントリする内容でもない?
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