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2011年6月5日日曜日

偽善エコロジー  ‥‥私の考えは間違いではないようだ。

エコでなくエゴ。
エコロジーじゃなくてエコノミー。

エコという言葉に、私が感じたり思ったりすることは、上の二つに集約される。

本人がエコロジーだと思って行動するのはいいけど、それを周囲の人にまで強制するのはエゴイズム。
エコロジーだと言いながら、その実、経済性(金儲け)。

この本の作者、武田邦彦氏が私と全く同じ考えだというわけではないけど、私の考えに裏付けを与えてくれている。
割り箸は端材を使っていると言っても信じてくれなかった大学時代のあの人に教えてあげたい。



例によって(?)、気になった部分を引用します。

私たちがこれから「環境にやさしい生活」を設計していくときには、一つひとつのものを見て、「ペットボトルを使うのは贅沢だ」などと短絡的で部分的なことを考えるのではなく、日本全体のことを考えて、私たちの日常生活を見つめ直す必要があります。

物事俯瞰することは大切ですよね。
だからといって、大事の前の小事にならないようにしないといけません。

「身土不二(しんどふじ)」という言葉があるように、「身と土は二つにあらず」、つまり人間の体はその土地でできた食物で作られます。

初めて知った言葉です。
Wikipediaによると「しんどふじ」と「しんどふに」では意味が異なるそうです。前者は食養運動のスローガンで、後者は仏教用語。
先日の天声人語の鮎の話題で、「結局地元が一番うまい」という事につながりますね。

もちろん、自然を利用するのは一つの制約があります。それは大昔から現代にいたるまで同じですが、「新しく成長する範囲で使わせていただく」ということです。

極めてあたり前のことですが、目先の利益に判断能力が狂わされることはよくある事ですよね。
でなければ乱獲による絶滅危惧種といった問題は起きません。
私自身は、直接、収穫や収獲をあげる訳ではなく、その加工品を購入する立場です。
今の自分に過ぎることのないように、こころがけていきたいと思います。

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